ヌナという人 ページ31
ヌナと出会ったあの日
場の空気を壊さないようにあまり得意ではない酒を皆と同じように飲んでいたテヒョンイヒョンに
｢テヒョンさんお酒得意じゃない？｣
｢えっ、あ…大丈夫だよ｣
｢嘘だ、だって好きな人の飲み方じゃないもん。アミもあんまり飲めないからそのうちソフトドリンクにさせるから無理して飲まないでいいからね？｣
｢あっ、ありがと…じゃあ、いちごジュースある？｣
｢さすがにそれは無いでしょ(笑)ジュースはねぇ〜｣
と、メニュー表を見ながら2人で笑い合ってて
先に好きだと宣言してたし
ただヒョンに気に入られようと顔色を伺ってるのかと思ったけど
いつもあの顔のせいでシャンパンとかワインとか飲んでそうなイメージを勝手に抱かれるヒョンにそんな気の使い方をする女の人を見たのは初めてだった
誰とでもすぐに打ち解けるけどどこか一線を引いているあのヒョンが素直に甘えて懐いているのが手に取るようにわかりジミニヒョンを見れば彼も驚いた顔をしていた
｢そう言えば、アミが懇親会でエ ロ上司に絡まれてるのアナタが助けてくれたんでしたよね？｣
｢あっ、あぁ、はい。｣
｢アミカワイイからいつかそう言う目に合うと思ってたんです。でも本人はこの性格でしょ？気をつけろって言っても誰も私なんか見てないよってすぐ言うの｣
｢イヤ、アミのこと狙って人すごい多いよ？僕の会社でも可愛いよねって言ってる男いたし｣
｢ほら！だからいつも言ってるでしょ！！｣
｢え〜、2人とも考えすぎだよ。そんなの社交辞令でしょー？｣
｢はぁ…とにかくその節は私のアミを助けてくれてありがとうございます｣
“私の“をいやに強調したヌナにジミニヒョンのこめかみがピクリと反応する
｢いえいえ、僕の彼女を守るのは当然なんで｣
ニコニコと返してはいるけど目の奥は全然笑ってなくてあははと乾いた笑いを浮かべる2人を微笑ましく見てるアミヌナはきっと何も気づいていない
思い返せばこの時から2人の戦いは始まっていた気がする
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ありす(プロフ) - 花純さん» お返事遅くなりすみません(；＿；)テテ溺愛のヌナに共感して頂けて嬉しいです！最後まで更新したので是非続きもキュンとして下さい〜(^ ^) (2021年4月7日 17時) (
レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
花純(プロフ) - テテの愛おしく思う主人公の心情に共感！！！キュンキュンします！続きが楽しみです！ (2021年3月20日 19時) (レス) id: 19849ba04b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ありす | 作成日時：2021年3月16日 23時
