snowrose2

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とりあえずソファーに横にさせる


「翔太ー風呂入れるか？」


渡『んー』


返事はあるけど目を瞑ったまま動こうとしない


「はぁ…俺先に入ってるぞ」









俺が風呂からあがると翔太はまだ寝ていた


「翔太ーそろそろ風呂入って寝ろー！」


『ん〜………ママぁー腰揉んでー』




おい、完全に寝ぼけてるだろ



ちょっと面白くなって翔太ママの真似をして話しかけてみる


「もぅしょうがないわねぇ〜」



流石にそろそろ起きるだろうと言われた通りに腰を揉む



「みんなは元気？」


渡『うん』


「深澤くんかっこいいわよねぇ〜」


渡『うん、あいつは自分が思ってるよりかっこいいよ』




え、マジか。ありがとう……っていい加減気付けよ！




「えっと……深澤くんのことどう思う？ほら、お兄ちゃんみたいとか…」




寝ぼけてるのをいい事に自分のことを聞くなんて卑怯だよな



「やっぱり、何でもな…」

渡『好きだよ』


「えっ！？」



ばっちり目を開けた翔太が振り返って俺を見ていた



渡『ふはは、何て顔してんだよ』



「起きてたの？え、いつから！？」



渡『うーん、ふっかがお風呂入ってる時から』




てことは俺の翔太ママ完全に聞かれてんじゃん…




渡『ふっかは、俺のことどう思ってんだよ』



完全に酔いが覚めてるであろう真っ直ぐな瞳で見つめられる



俺は…まだ酔ってるのかな


「俺も……好きだよ」


渡『あはは、顔真っ赤じゃん。酔ってんの？』





酔ってることにすれば楽なのかもしれない


でも……


「いや、酔ってないよ。翔太こそ、酔ってて言ってる？」



渡『ばーか、とっくに覚めてんだよ。じゃ、俺風呂入ってくるわ』



「え…うん……」






──バタンと浴室のドアが閉められた後、力が抜けてソファーに座り込む







これって───




両想い！？





俺は翔太が戻ってくるまでにこの気の抜けた顔を何とかしようと気合いを入れ直した




fin.

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deeproseの方のコメントで頂いていましたふかなべ、書いちゃいました(*^^*)


これを書くにあたってふかなべエピソードを探しまくりましたが中々思うようには出てこない(^_^;)


エピソードお待ちしております(笑)


ふかなべは甘々じゃなくてザ·男子なイメージ


中々ないカプを書くのも楽しかったです☆

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