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『阿部くん、最近疲れてない？』
皆知っている通り今はABKAIの舞台が控えていて、本番まで1週間きっていた
だからこそ心配かけないように振る舞ってたつもりだったんだけどな…
「ありがとう。舞台の本番近いからね、少し緊張が顔に出ているだけだよ」
だから大丈夫、と言おうとしたら俺よりも大きな体で抱き締められた
『嘘。いつも心配事がなくなってから“あの時正解だった。”って言うんでしょ』
あぁ、自分でも雑誌で言っちゃってたな…
「年下のくせに」
『年上のくせに、嘘が下手っすね』
こういう時、目黒より小さくて良かったと思う
抱き締められれば、この顔も見られなくて済むから
『俺待つの苦手なんだよね。不安な事があるなら今吐き出したらどうっすか。スッキリすると思うなー』
今誰もいないし。なんて敬語とタメ口が混ざった目黒の話し方、結構好きだよ
「舞台、初めての環境だし…不安」
『うん』
「俺舘さんみたいに器用に出来ないし、不安を消そうと頭で覚えるけど、それでも怖い…」
『うん、怖いよね』
「あー、なんか吐き出したら少しは楽になったかも…」
『阿部くん』
「なに？」
俺が顔を上げる前に両手で頬を包まれて上を向かされる
『素直じゃない阿部くんも好きだけど、素直な阿部くんも好きです』
なにを言いたいの？
続く言葉がわからなくてただ見つめていれば
目黒はとても優しい顔をしていた
『つまり俺、阿部くんが好きなんだよね』
自分でも気づいていたことだけど、いざ本人から言われると戸惑ってしまう
いつもの俺なら可愛くない返事をしていただろう
でもついさっき“素直な俺”にされちゃったんだよな、コイツに
「俺も、目黒が好きだよ」
俺の言葉が予想外だったのか目黒は少し驚いていた
「どう？素直な俺は──っ、！」
『体に毒っすね。俺の愛重いんで、覚悟して下さいね』
俺の唇を奪って目黒は颯爽と楽屋を後にした
fin.
─────────────────────
ABKAI舞台初日始まりましたねー。
zipで稽古の様子が少し見れましたがこっちも緊張する程で、阿部ちゃん(;_;)
と全力で保護したくなったので書きました
(書いてどうにもならないけど少しでも心と体が休まっててほしい！！)
この小説をUPしようとしたら、すのチューブでめめが阿部ちゃん呼びしてて一瞬こっちの設定変えようかと思いました(笑)
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さが(プロフ) - 阿部担さん» snowroseで18指定の検索を可能にしていただければ見れるはずです！ (2020年10月20日 21時) (
レス) id: 32a5cb8894 (このIDを非表示/違反報告)
阿部担 - 裏ってどこで見れますか (2020年10月20日 18時) (レス) id: ecbc5e3e94 (このIDを非表示/違反報告)
さが(プロフ) - すの担さん» 最近更新できていないのに読んでいただきありがとうございます！！最近ゆり組書いてないなぁ…(笑) (2020年7月26日 20時) (レス) id: afaaefaa9c (このIDを非表示/違反報告)
すの担 - あぁーあべさくもゆり組も最高だぁなんか想像できちゃう。書いていただきありがとうございます。 (2020年7月25日 12時) (レス) id: 7560ac5657 (このIDを非表示/違反報告)
ゆう(プロフ) - お返事ありがとうございます。あべさく大好きなんです^^いつも面倒な設定ですいません(泣) はい！もちろんです。お時間のある時にお願いします！ (2019年12月3日 22時) (レス) id: 5ef125b1f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さが
| 作成日時：2019年10月16日 14時
