snowrose2

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阿部side


佐「あべちゃ…っ」


震える唇に口付けると大きい目を見開いて固まっている


阿「…んっ、佐久間が可愛いこと言うからだよ？」


佐「ぁっ、えっと…」


あーぁ、目を逸らして真っ赤になっちゃって…



阿「ねぇ、そんな顔他の人に見せないでね」


佐「えっ？」


廊下に『ご自由にどうぞ』と置いてあるマスクを佐久間に付けさせる


佐「阿部ちゃん？俺風邪ひいてないよ？」


阿「予防だよ」



そんな顔他の奴に見せたくない


自覚はないみたいだけど、佐久間が可愛すぎて俺いつも気が気じゃないんだからね？








二人して楽屋に戻ると皆帰るところだった


深「どうした？風邪か？」


佐「いや予防？らしいよ」


渡「この後ラーメンでも食いに行こうって話してたんだけど、どう？」


阿「俺らちょっと用事あるから、ねっ？」


佐「え？あ、う、うん。そうだね」



頭にはてなマークが浮かんでいる佐久間を連れて俺の家に向かう





佐「ねぇ、用事って…」


阿「今日は誰かさんがぜーんぜん構ってくれなかったなぁ〜」


佐久間を見ると今にも抱き着いてきそうな程ウズウズしていた


佐「っ、構う！今日足りなかった分全力で構う！！」


阿「ふふっ」



やっぱり素直な佐久間が一番だよ


そう気持ちを込めて頭をポンポンと撫でてやると嬉しそうに肩をすくめた


佐「阿部ちゃんだーいすき！！！」


ツンデレが解けた恋人を早く抱き締めたくて家へと急いだ



fin.


────────────────────

ゆう様リクエスト

『ゆり組坦の阿部ちゃんがツンデレを好きだと勘違いして頑張るさっくん』でした


ほんとはもっと可愛いさっくんを書きたかった……(ToT)


結構悩んで時間がかかりましたが思うように修正できなかったので裏roseの方でいちゃいちゃさせてきます←


リクエストありがとうございました☆

君に対する計算式(dtab)リク→←.

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