出会いは突然 ページ1
『ジャーンケーンポンッ！…よっしゃ、翔太の負けな！』
「うわマジかよ、めんどくせー」
『じゃあ任せたぞー明日なー！』
じゃあなー。なんて皆呑気に帰っていく
高校生になって初めての大型連休、読書感想文の宿題を出された
まぁ最低原稿用紙1枚程をさらっと書けばOKみたいなんだけど
生憎俺の家には漫画か雑誌位しか置いてないし、仲の良い友達も同じ感じだ
だから面倒くさがりで図書館なんて行ったことのない俺らは誰か1人が代表で行って数人分の本を借りて来ようという話になった
「はぁ…」
図書館は家から割りと近い場所にあるが、今まで一度も入ったことがなかった
中へ入るとこの時期にしては少し涼しくて、本特有の匂いがした
受験シーズンが終わっているからか、人は少ない
(なに借りようかなぁ…あいつらも俺も難しい本は駄目だから、薄くて小さい小説とかかな)
なんて考えてながら歩いていると、奥のテーブルに光が射し込んでキラキラしていた
思わず少し近づくと窓際に一人、サラサラとした髪が少し耳にかかっていて、横顔だけでも顔が整っているのがわかる
真剣に本を読んでいるその人は、………高校生？
「綺麗……………」
思わず声が出てしまい、その人と目が合う
「ぁ、す、すみません！光がキラキラしていたから…」
まさかあなたが綺麗だったからなんて初対面で言える筈がない
『クスッ、いいえ、今日は天気が良いですね』
やわらかく微笑んで俺に向けられた言葉に何かが始まる予感がした
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さが(プロフ) - 親子丼LOVEさん» 初めまして。snowrose 読んで頂いてたんですね！いつもありがとうございます！なべあべ良いですよね☆これからも楽しく書かせて頂きます(^_^) (2019年10月11日 0時) (
レス) id: afaaefaa9c (このIDを非表示/違反報告)
親子丼LOVE(プロフ) - すみません！誤字りました！こちらの作品、です。 (2019年10月11日 0時) (レス) id: ffaa7e1481 (このIDを非表示/違反報告)
親子丼LOVE(プロフ) - はじめまして！snowroseをいつも読ませてもらってます。こらの作品も好きなテイストです！なべあべいいですよね。更新楽しみにしています。 (2019年10月11日 0時) (レス) id: ffaa7e1481 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：さが
| 作成日時：2019年10月10日 22時
