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Story。8 ページ9

『しっかり布団で寝なきゃ疲れも取れませんよ!』


「…別にどこでも変わらないだろ」


『温かい場所で寝ないと風邪を引いてしまいますし…。

布団はあるので気にしないでください!』



そこじゃないだろ。と思いながらも目を輝かせるAに断るという選択肢は無かった。



「はぁ…わかった」


『じゃあお風呂沸かしてきますねー!』




完全に無防備だよな…。よく今まで無事だったのか不思議なくらいだ。


…今のうちに着替えとってくるか。



*



『飯室さん!お風呂沸きましたよ!』


「お前が先に入れ」


『そうですか?じゃあお先に失礼しますね!』




それから30分くらいテレビを見ていると、テーブルの上に置いてあったAのスマホが震えた。

目に入ったのは


市橋哲人:もう帰ったのか?


というメッセージ。



「市橋哲人…」


矢波高の奴か。なんでこいつと連絡取ってんだ。

それにこの文章からするとかなり親しいのだろう。


そんなことを考えているとお風呂から上がったAが立っていた。



『飯室さん、どうぞー!』


「おい」


『?なんですか?』


「市橋哲人と付き合ってるのか」


『哲くんですか?』




するとAはふふ、と笑った。



『哲くんはただの幼馴染みです。
それに哲くんは他に好きな人がいますよ。

哲くんは弟みたいなので、なんか応援したくなっちゃうんですよねー』


「…そうか」


『哲くんがどうかしたんですか?』


「なんでもねぇよ」



確かにその答えに胸をなでおろしたことは口が裂けても言えないな。

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Alice(プロフ) - カイリさん» ありがとうございます!なるべく早く書けるように頑張ります! (2017年8月16日 22時) (レス) id: 9ea760eb42 (このIDを非表示/違反報告)
カイリ(プロフ) - はじめまして、カイリと申します。私には絶対書けない夢主のピュアさが眩しいです笑笑更新頑張ってください!応援してます! (2017年8月15日 9時) (レス) id: c9706cfa40 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Alice | 作成日時:2017年8月14日 18時

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