Story。3 ページ4
「あーやっとお昼ー。A、ご飯食べよ！」
『はい！こっちが蓮ちゃんのお弁当です。
ちょっと今日は急いで詰めたので見た目があれですけど…』
蓮ちゃんが卵焼きを頬張る。ほっぺが膨らんでもぐもぐと口を動かす。
なんだかリスみたいでかわいいなぁ…。
「おいしい！今日のやつ好きかも！」
『今日はほうれん草とベーコンです。蓮ちゃんこの前のチーズも好きって言ってましたよ？』
「だってAの作るお弁当美味しいんだもん！もー幸せ！お嫁さんに欲しい…」
『そう言われるとまた作りたくなっちゃいますよ！
今度は何をいれようかなぁ…』
*
「よし、帰ろっ！」
『もー蓮ちゃん早いです』
「あ！蓮子とAー！」
声のするほうを見れば、由佳ちゃんが手を振って走ってきた。
「ねぇねぇ、今日空いてる？」
「えっ今日？」
「うん。オールで遊ぼって連絡来てさ！」
『私は今日用事があるので…』
「えーA来ないの！？一回でいいから行ってみようよ！
それに市橋も来るよ？」
『うーん…今日の用事はどうしても外せなくて…』
「そっかぁ…じゃあ今度遊ぼ！絶対ね！
蓮子は？」
「私じゃあ行こっかな！」
『ふたりとも、楽しんできてくださいね！』
「Aともクラブ行きたいなー！次は予定空けといてよね！
途中まで一緒に行こっ！」
３人で歩き出す。今思えば、この時由佳ちゃんの誘いに乗っていたら…あの人とは出会わなかったのかも。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 171人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Alice(プロフ) - カイリさん» ありがとうございます！なるべく早く書けるように頑張ります！ (2017年8月16日 22時) (
レス) id: 9ea760eb42 (このIDを非表示/違反報告)
カイリ(プロフ) - はじめまして、カイリと申します。私には絶対書けない夢主のピュアさが眩しいです笑笑更新頑張ってください！応援してます！ (2017年8月15日 9時) (レス) id: c9706cfa40 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Alice | 作成日時：2017年8月14日 18時
