#41 ページ41
(あー、飲みすぎた、、、)
久しぶりにマリちゃんと飲んだからつい飲みすぎて飲みすぎたついでに無断欠勤した理由もぜーんぶ話してしまった、、、
でも全部話せてスッキリした。
こんな風に紫耀の事を誰かに話せる日が来るなんて思わなかったから
紫耀の事は誰にも話せなくてずっと後ろめたいものだと思ってた
マリちゃんには「せんぱぁい！バカすぎますぅ！！」って怒られたけど(笑)
(明日は完全に二日酔いだな、、まぁいっか休みだし)
終電にギリギリで乗り込み部屋へたどり着く頃には日付がとっくに変わっていた
カバンから鍵を探しながら歩いて部屋の前で取り出して顔を上げると
『……っ！？』
見覚えがありすぎる派手な男の姿がドアの前に佇んでた
『え？紫耀…！？』
「あ、急にごめん、、。スーツ取りに来た。」
『あ、そっか！ちょっと待ってて今、開ける』
スーツ取りに来ただけか…そう落胆してる自分が居て何に期待してたんだか…
鍵を開けて電気を点けクローゼットからスーツを出してると玄関に佇んでいる紫耀
『入らないの？』
「ええの…？」
伺うように聞く姿は今まで見たことないくらい弱々しくて
『いいよ？なんか顔色良くないけど大丈夫？』
「そうか…？まぁ色々考えてたからかな…」
そう答える紫耀の顔はすごく疲れたように見える
私は紫耀に会ったらどうなるんだろうと思っていたのに意外と冷静な自分が居て
『スーツ以外のものも持って行く？まとめようか？』
なんてセリフもあっさりと言える自分に驚いた
「置いてあったら、、迷惑？」
小さくて弱々しい紫耀の声
『そんな事無いよ。』
極力優しい声色で答えれば泣きそうな顔で私を見た
「ホンマにごめん。俺、サイテーやな…」
『そんな泣きそうな顔しないでよ。どっちが悪いのかわかんないじゃん(笑)』
あの時と同じ無理やり抱いてるのは紫耀なのにひどく傷付いた顔をしてるのも紫耀だった
「俺…、あれからずっと考えてて、、Aの事。もう会われへんのかもと思ったらどうしていいかわからんくて…っ、」
見る見るうちに紫耀の瞳に溜まっていく涙を不思議な気持ちで見ていた
「Aはずっと俺のもんやと思ってたから初めて俺の元から居なくなるかもしれんと思ったら、、俺、、俺、、、っ」
言葉よりも気持ちが先走って堪えきれない
そんな紫耀を初めて見た
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Alice(プロフ) - ひかるさん» お返事遅れました(>人<;)一気読みありがとうございます(≧∇≦)このお話は私の夢と理想が全部注ぎ込んであるので(笑)可哀想なくらい良い奴の岸くんとエロ紫耀君の狭間という幸せすぎる展開を楽しんで頂けて良かったです( *´艸`) (2018年10月20日 0時) (
レス) id: 6abfb3b6fc (このIDを非表示/違反報告)
ひかる - 最初の切ないはじまりから幸せな結末まで面白くて一気読しちゃいました。岸くんいいひと過ぎて笑 紫耀くんのふわふわした雰囲気はそのままのエロキャラとかたまらんです、あれは流されちゃうなぁ/// (2018年9月28日 20時) (携帯から) (レス) id: 075c6f1d28 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - えりさん» ありがとうございます(≧∇≦)そうなんです…岸くんがいい奴過ぎて好きにならずにいられないのに甘えん坊紫耀くんには勝てませんね〜( *´艸`)良かったら続編もありますので合わせて読んでみてください！ (2018年9月26日 17時) (レス) id: 6abfb3b6fc (このIDを非表示/違反報告)
えり(プロフ) - 一気に読ませていただきました！めっちゃ、面白かったです^_^岸くんに心を持っていかれそうになりましたが…やっぱり最後は小悪魔可愛い子犬の紫耀君にがっつり掴まれました^_^ (2018年9月20日 21時) (レス) id: faf246fb32 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 絢葉さん» コメントありがとうございます☆そうなんですよ〜続編は作ってなかったんですよね〜(￣▽￣;)自分の中ではハッピーエンド気分だったのですが続編を希望して下さる貴重な方がいて下さるので考えてみようかと思っております！(≧∇≦) (2018年8月3日 23時) (レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice
| 作成日時：2018年7月20日 17時
