ストーカー編18 ページ17
｢うわっAかよ｣
｢あっ、紫耀だぁ〜♡｣
店に入るなり紫耀に抱きつこうとするAを両腕で制してると
｢何で嫌がんのよ〜私は紫耀の彼女でしょ〜｣
｢は？1回寝ただけで彼女ヅラかよ｣
｢ひど〜い！でも好き･･･｣
いきなり目の前で始まった光景に玲奈が目を丸くしていると
｢いい加減離れろや｣
店に入ってから一言も発していなかった廉がAを睨み付けた
｢ゲッ、永瀬廉居たの？｣
｢居たの？ってお前最初っから見えてるやろ！！｣
｢あぁ〜うるさいなぁ〜アンタさえ居なければ今でも紫耀とヤレたのに･･･｣
｢お前は俺の体目当てかよ｣
｢違うよ〜っ！その視線だけで殺されそうなお顔も大好き♡あと綺麗に割れた腹筋も〜ビッグピーチも･･･｣
｢お前マジで殺すで｣
｢いやー怖い〜永瀬廉に殺される〜っ紫耀助けて〜｣
｢おっ、マスターありがとうー、美味そう〜｣
2人の小競り合いを無視してマスターが作ったパスタを食べ始め
｢なんか･･･いつもと雰囲気違いますね･･･｣
もはや何が起こっているのが玲奈が呆気に取られていると
｢あぁ･･･あれが廉の素なんだけどAの前でしか見せないんだよな｣
｢何者なんですか？あの方は･･･｣
｢まぁ、一言で言えば情報屋だけどアイツも色々と人には言えないような過去を抱えてるから何か通じるのかもな廉とも｣
Aと呼ばれた女の子は見かけこそ派手目だけど紫耀や玲奈と同世代の普通の女の子に見えた
｢で、お前は何しに来たの？まさか廉と遊びに来たんじゃねーだろ？｣
｢あっ、そうだった。ちょっと小耳に挟んでさ〜腕にドラゴン・タトゥーの入った男｣
｢────ッ！｣
その一言を聞いた途端顔色を変えた紫耀がAを連れて部屋へと上がった
玲奈と廉だけが取り残され静かになった店内で廉が黙々とパスタを食べている
｢･･････こないだはすまんかった｣
｢え？｣
いきなり話しかけられて面食らった玲奈が驚いて顔を上げると
｢紫耀が刺されたんも仕事やしアンタのせいじゃないのに･･･｣
｢あっ、いえ･･･依頼とはいえ私のせいで危険な目に合わせてしまったのは事実なので･･･｣
｢俺らの話、聞いたんやろ？｣
｢え･･･あっはい…｣
｢紫耀が探してる男なんよ。ドラゴン・タトゥーのやつ｣
｢それで･･･｣
｢情報1つ貰ったら1回抱くことになってんねん｣
｢えぇっ！いいんですか！？そんな約束…｣
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Riho(プロフ) - はじめまして！お話すごい面白かったです！これからどう展開してくのか凄く気になります！これからも更新楽しみにしてます！ (2020年2月22日 2時) (
レス) id: df3c910baa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice
| 作成日時：2020年2月20日 21時
