永瀬様とメイドちゃんと岸様 ページ30
✖yuta．K side✖
わ、わ、笑った…
Aちゃんが控えめにだけど確かにクスクスと笑っていて
固まる俺を廉が面白そうに見ていた
「あ、岸くんごめん。これ、普通に忘れとったわー」
そう言って廉がポケットからメモを出してきた
『何ですか？』
「岸くんがAちゃんがスマホ買ったら1番に俺を登録してくれって…」
「おい！お前っ、、そうゆうの言うなよ…っ」
「ほんまやん。」
「そうだけど…。」
『大丈夫です。ちゃんと岸くんのも登録しましたから！』
ほらっと俺にスマホの画面を見せるAちゃんが可愛すぎて…
(なんで1番に登録して欲しかったかなんて全然意味が通じてないんだろうな…)
「うん。なんかもういいや。」
(可愛いから。)
『何か召し上がって行かれますか？廉くん、お急ぎなら私が居ますから帰られても大丈夫ですよ？』
Aちゃんが“廉くん“って言う度にすげー面白くないんだけど…
「食べる、食べる！ありがとう〜。ほら、廉帰っていいって」
しっし、と手で追い払ってみせたのに
「はぁ？今更一人で帰るかい！」
(ちっ。)
2人きりになれるチャンスだったのに…
まぁ、2人きりになれるチャンスよりも2人きりだったチャンスを潰せただけいいか
なんて思ってたけど…
俺の分の注文を済ませて食べている間も
廉がAちゃんの横で頬杖を付きながら喋ってる
その2人の空気が今朝までと全く違っているのは一目瞭然で…
今日、1日2人が過ごした時間のせいなんだろうけど…
あんなに頑なで感情を見せなかったAちゃんが心を許してるように見えた
廉も揶揄いながらもその眼差しはどこか優しくて…
2人の心が無意識に近づいているのに焦りを覚えた
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 721人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「King&Prince」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
alice(プロフ) - ま-ちゃんさん» コメントありがとうございます(*＾▽＾*)楽しんで頂けて嬉しいです！ (2018年8月12日 22時) (
レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
ま-ちゃん - はじめまして。 すごく面白いです。 (2018年8月12日 12時) (レス) id: 30de97755e (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - ありひなさん» コメントありがとうございます*\(^o^)/*そう言って頂けると頑張れますぅ〜(´；ω；｀)拙い文章力ですが最後まで頑張りますので読んでくださると嬉しいです(*＾▽＾*) (2018年6月12日 20時) (レス) id: f9db7a188c (このIDを非表示/違反報告)
ありひな - この物語とても好きです! 更新頑張って下さい! (2018年6月12日 19時) (レス) id: 508f71e8d6 (このIDを非表示/違反報告)
大毅 - あとKing&Princeだし。kとp小文字じゃないし。にわか。 (2018年6月10日 8時) (レス) id: 996495309f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Alice
| 作成日時：2018年6月4日 20時
