腕の中で落ちる ページ18
『ガム…着いたの?』
『着いたで、ベッドに下ろすな?』
『ありがとう、…あの、ガム?』
『ん?何かある?』
『寂しい、から…ここで寝てくれない、かな……?』
正直、びっくりした。
普通に考えれば全然おかしくないとは思うけど、アリスがそんなん言うなんて。
でも心のどっかでガッツポーズした自分もおって。
ええよ、って言ってからベッドに滑り込んだ。
『ガム。』
『んー?』
『…怖かった。
今も怖い。怖い、よ……。』
『大丈夫、もう大丈夫やで…。
もう怖くない、やから安心して寝てええんやで?』
ひんやりとしたシーツでアリスの体が冷えんように
腕をまわして抱きしめる。
胸にあたるアリスの息を感じつつ、背中をとんとんと一定のリズムでたたく。
じきにすうすうと深い眠りに落ちていったアリス。
その髪に指を通してすきながら
ゆっくりと瞼を閉じた。
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英斗 - 更新、楽しみに待ってます！頑張ってくださいｯ (2014年4月9日 0時) (携帯から) (
レス) id: 1e97a6842b (このIDを非表示/違反報告)
甘党 - 更新頑張って下さい。楽しみにしてます。 (2014年4月6日 1時) (レス) id: a18c48a49f (このIDを非表示/違反報告)
らみ - しーちゃんレッドさん» ありがとうございます!私にもかつてそういう作品があって…、それを私の作品に感じてくれている方がいるなんて感激です!!これからも更新がんばりますっ。 (2014年3月10日 3時) (レス) id: f14ad9b82c (このIDを非表示/違反報告)
しーちゃんレッド - この作品ホンマに大好きです！ コレを夜、布団の中で見るために「1日頑張るっ！」ってかんじです笑 大変かと思いますが、更新頑張ってください！ (2014年3月9日 23時) (レス) id: 00f5df6622 (このIDを非表示/違反報告)
らみ - 春。さん» はじめまして、らみですっ。結構掛け持ちしてるので更新が遅いときもあるかもしれませんが、どうぞよろしくお願いしますっ!興味があれば、他の作品ものぞいてみて下さいね(笑) (2014年2月16日 11時) (レス) id: 048ffee9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：らみ | 作成日時：2014年2月11日 8時
