13 ページ14
教室のドアを開けると
顔をあげて目を合わせる二宮先生
この瞬間がすき
でもなんだか今日の二宮先生は…
A「せんせ…？」
和「なあに？」
すこし悲しそうに、見えた
A「…なにかありました？」
和「え、なんで？なにもないよ〜？別に」
なんにもないわけないじゃない
あたしがどれだけ二宮先生見てるとおもってるのよ
乃愛「ほんとに何もない？なんか…ねえ？」
乃愛も感づいてる程
長机のイスに座って
A「なにか…悲しい事がありましたか？」
って問うと
少し困ったように微笑む先生
乃愛は心配そうにこっちをみてて
和「寝不足なだけだよ？大丈夫」
あくびをした先生に
乃愛「レッスンまで時間あるし…先生ねる？」
そんなことをいいだした
A「そうですよ！1時間くらい暇なんだし、寝てください」
話を合わせて
和「…そう？じゃあちょっとだけ…」
机に突っ伏し寝息を立て出した所で、
A「なんかあったよね？」
乃愛「間違いないでしょ」
小声で確認
おきたら、また理由をきくことにして、いつも通りまってた
10分くらいした所で
のそのそおきあがった先生は
あくびを1つ
和「俺、何分くらいねた…？」
目をこすりながら私たちにきいた
A「10分くらいですよ、先生ちょっとこっちきてください」
生徒がレッスンを待つ用の丸机のイスに座るよう促す
先生の前にたつと
A「やっぱりおかしいです、なにかありましたよね？」
質問すると
和「まあ…ね？」
さっきと同じ
困ったように微笑んだ
A「悲しい事がありました？」
和「…どうしてわかるの？」
目に涙を溜めて私に問う
先生の前にしゃがみこむ
A「犬が死んじゃったとか？」
ふるふる首をふる先生
乃愛「大事ななにかを無くしたとか…」
違うよって答える先生
これは確信ないけど…
A「彼女と別れた…とか」
こくんって力なく頷く
やっぱりフリーは嘘だったか
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーアルファベット
X
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 134人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
愛璃鈴 - はるさん» コメントありがとうございます、リンク先は未成年の方は閲覧できないよう、規制がかかっております、年齢設定などをしている場合はみられないと思われます、自粛されるか、みられる場合は自己責任でお願いします (2017年9月21日 21時) (
レス) id: 873c0a27d2 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - お知らせ(必読)URLの続きが見れないんですが、どうしたら見れますか？ (2017年9月18日 15時) (レス) id: 690be4c96b (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー(プロフ) - 頑張ってください！ (2015年10月20日 1時) (レス) id: 20acbbf5dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：愛璃鈴 | 作成日時：2014年8月1日 7時
