検索窓
今日:2 hit、昨日:0 hit、合計:8,372 hit

第5話 ページ7

さっきの発言からおよそ五分。


坂田さん以外の三人は廊下に出て話をしに行った。



さっきは変なこと言ったよね、最初なのにどうしよう…。

うっすら涙が滲む。


それを必死に堪えていると、坂田さんが察したのか笑い飛ばそうとしてくれた。


優しい人たちなのは分かるんだけどな。




冷めてしまったお茶を飲みながら雑談していると、リビングのドアが開いた。


センラさんがうらたさんと志麻さんの背中を押す。



うらた「あの、さっきはすみませんでした…。変な勘違いばっかりして…」

志麻「まだろくに話してもないのに決め付けたりしてごめんなさい…」



センラ「…ほら、言うことも一つあるやろ?」



二人の顔が赤くなる。



志麻「たっ、頼りにしてるからな!」


うらた「これからよろしく…」



一瞬頭がフリーズした。

い、言わされたとかないよね…?



坂田「二人とも!デレたなぁ〜〜!!」


坂田さんがそう叫ぶもんだから、やっと理解した。




やった、打ち解けて貰えた…!!




A「う、うう嬉しいです!これからみんなで頑張って行きましょうね!」


精一杯マネージャーらしく、返事をした。

第6話→←第4話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (19 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
106人がお気に入り
設定タグ:歌い手 , 浦島坂田船 , AtR
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:林檎紅茶 | 作成日時:2020年1月3日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。