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5話。 ページ7

しどろもどろに会話を続けていると、店員さんが来た。

店員「ご注文のイチゴパフェ、アイスカフェラテ、アイスティーでございます。」

料理を置いて、店員さんが去った。


もぐもぐとイチゴパフェを食べ始める。

そしてふと気付いた。

A「あの、まふまふさんはアイスティーだけで良いんですか?」

まふ「良いんですよ、僕から曲を作ってくださいって頼んだのに…。あ、遠慮なさらずに食べて下さい!」

A「そうですか…。」


まふまふさんはアイスティーを飲みながらこっちを向いて微笑んでる。

…うん。食べることに集中できない。


A「残り、食べます?」

半分くらいになったパフェをまふまふさんの方に差し出す。

まふまふさんは、いかにも「なんで?」と言いたげにポカンと口を開けていた。

A「ほら、これアイスっぽくなってたんですよ。頭、キーンってしちゃって。」

事実20%だ。問題はない。


まふ「あ!ならいただきたいです!!」

どうぞ〜と言いながらパフェを渡す。


A「あの、少しトイレ…行ってきます。」

まふ「どうぞ!食べて待ってますんで!」


店の奥のトイレの方に向かう。

すると、足元に高校1年生と書いてある生徒手帳が落ちていた。

同い年ですね、こんにちは。
高校には行きませんけど、よろしくね。

心の中で謎の会話を繰り返した後、その生徒手帳の主を探そうとしゃがんだ姿勢から立ち上がった。


その時。

A「ふぇっ?!」

頭に鈍い痛み。
見上げるとおでこを押さえた男子高校生。

高校生「スミマセン…それ、俺のです!ありがとうございます!!」

A「いえいえ…。」

まふ「陽だまりさん、どうかしたんですか〜?」

高校生「えっ、陽だまりさんってあの陽だまりPさんですか!?」


おい、まふまふさんや。
身バレじゃないですか、やだー。

そして不運なことにさっきの衝撃で帽子が落ちていた。

…そう。目立つ銀髪がそこら中の床に散乱していたのである。


A「何言ってるんですか。私、レイヤーですよ。」

男子高校生の目線が怖いがそのまま続ける。

A「ちなみにコレ、陽だまりPのコスなんです。えへへ…。」

まふ「あぁもう!!完全にバレちゃったじゃないですか!!ほら、行きますよ!!
あ、君、拡散はしちゃダメですよ!!」

まふまふさんに手を引かれて店から出る。

男子高校生は何となく状況を悟った様で、ぐっと親指を立てていた。

一応「黙っててね」と口パクしておいた。

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ミミ - 文才ありすぎませんか? 好きです (2021年1月24日 20時) (レス) id: 5412205f13 (このIDを非表示/違反報告)
美雲 - このような、素晴らしい作品を作れるなんてとても凄いです。続き、楽しみにしています。 (2020年1月13日 16時) (レス) id: 0e776977f0 (このIDを非表示/違反報告)
たこ焼き(プロフ) - すみません…私事なのですが、苗字と、名前が被ってしまってとても読みにくいため変えてもらうことは出来ませんでしょうか? (2019年4月2日 22時) (レス) id: 9a6c0bea28 (このIDを非表示/違反報告)
ハヤテ - 夢主ちゃんは、パラジクロロベンゼンとか飴と鎖みたいな感じの曲を作るのかな? (2018年10月19日 22時) (レス) id: f0adf48f80 (このIDを非表示/違反報告)
林檎紅茶(プロフ) - 眠い(ーー)さん» コメントありがとうございます!星を押すほどの作品ではございませんよw楽しんでいただけて何よりです! (2018年9月24日 1時) (レス) id: 26bfe0290c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:林檎紅茶 | 作成日時:2018年7月3日 5時

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