何度でも言おう、「愛してる」２ (ページ4)

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＊不信感の溢れる瞳ページ4

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テヒョンさんとジョングクさんが帰った後のカフェ。
さっきまでテヒョンさんと、ほんの少しだけジョングクさんの声がしていたのが嘘みたい。

『…はぁ。タイミング悪かった。』

何で私は何も考えられなかったのか。
本当に、何の企みもなかったけれど
ジョングクさんの前で、写真を飾りたいなんて
テヒョンさんに言うべきではなかった。

常に危険と隣り合わせな彼らが、そういう事に敏感じゃないわけじゃないのに。

ジョングクさんを嫌な気持ちにさせてしまった。
そしてテヒョンさんには嫌な気持ちをさせて、更に気を遣わせてしまった。

彼らの動画を見た時、キラキラ大きな瞳をしていたジョングクさん。
笑うとふにゃりと垂れる目が印象的でクリクリな大きな目に、綺麗な瞳だなと思った。

けれど今日の彼はそんな瞳じゃなかった。

明らかに私を不信感のある瞳で捉えていた。
態度からしてそうだった。

そんなの当たり前だ。
明らかに私が悪い。

仲が良くなりたかったわけではないけれど、嫌われるのはどんな人でも
やっぱり気持ちは良いものではなかった。

♪〜♪〜

『…テヒョンさん？』

スマホの画面はテヒョンさんからの着信を知らせていた。

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