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部屋に通され、化粧台の前に置いてある椅子に腰かけた。
「昨日の今日で何の用よ。話したくないって今朝行ったでしょ？」
Aは壁から少し離れ、「よっ」と言って逆立ちを始める。半そでをしっかりとパンツの中に入れているため、中身が見えることはないが異様な光景だった。
tr「別の話ならいいんだろ？」
「勝手に、してください、…っと」
壁から離れ、今度は補助なしで逆立ちにチャレンジする。綺麗に直立し、思わず「立派なもんだな」と拍手を送る。
「昔はバレエやってたからね。体は柔らかいし、体幹もあるの」
床にベタっと開脚をする。
「今はもうなまっちゃったけど。昔は太らないように、って甘い物も食べられなかたったけど、今は存分に食べられて幸せ」
tr「悪いな、タルトは没収だ」
「それは残念。冷蔵庫に入ってるなら勝手に食べるけど」
tr「規律がそれを許さないさ」
Aはベッドに横たわり、脚をぱたぱたさせながら天井を仰ぐ。
「で、話って何？できれば早く帰ってほしいんだけど」
tr「…あー…あれだ。もうすぐなんでもない日のパーティーだろ？一緒にタルトを作らないか？」
「却下。私、料理は得意じゃないの。ケイトと一緒に会場のセッティングをするから。話はそれだけ？」
今日はやっぱり話せるような日じゃなかったか。
*side Jade*
彼女と初めて会った日、言いようのない感情に襲われた。
az「知っていますか？この学園にはクィーンがいるということを」
f「女の子ー？」
az「ええ、そうです。女性というのは、男性よりも悩みが多いと聞きます。…もしかしたら、何かお手伝いができるかも」
アズールが楽しそうに契約書を見ている。
その女性の話を聞いてから会うまで、数時間とかからなかった。
az「こんにちは、Aさん」
彼女は二人の男に両脇を固められ、呑気に廊下を歩いていた。
「こんにちは、アズール。何か用かしら」
例えるなら、世界は自分を中心に回っているみたいな考えを地でいくような女に見えた。高飛車な態度、高圧的な目。
az「困っている人を見ると助けずにはいられない質でして。特に、学園に女性お一人。もし何かお悩みがあれば、ぜひ私に…と思いまして」
女はアズールの目を見たまま、何も言わない。
「アズール・アーシェングロット。私が最も嫌うことを二つ、特別に教えてあげる。まず一つ」
彼女は人差し指を立てる。
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Alex(プロフ) - ZerAさん» ありがとうございます！泣かないでー！また近日更新しますので、お楽しみに！ (2022年9月28日 21時) (
レス) id: 130555b457 (このIDを非表示/違反報告)
ZerA - 本当に、、苦しいけどとても面白いです、！苦しくて泣きそうになりながらでも面白くて悶えながら見てます！！！！！ (2022年9月27日 21時) (レス) @page46 id: e2320a25d7 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いろはすさん» とんでもないです！また近日中に更新しますので、お待ちくださいませ！ (2022年9月20日 14時) (レス) id: 130555b457 (このIDを非表示/違反報告)
いろはす(プロフ) - Alexさん» うわああああ！！！更新ありがとうございます！！お話最高でした………泣泣本当に素敵な作品です……大好きです！ (2022年9月19日 22時) (レス) @page42 id: 7a1bc190bc (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - いろはすさん» ありがとうございます！近日中に絶対更新します！ (2022年9月7日 21時) (レス) id: 130555b457 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2020年4月4日 13時
