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「どうせ時間稼ぎが目当てなんだろ？俺はお喋りが好きなんだが、それ以上に好きなものがある」
「貴様達の要求通り、私はここに来た。仲間の解放にはこちらからも条件がある。人質の解放だ」
「ああ、するさ。無事にこのクソ野郎共をあんたの国に置いていってやるよ。だがな…ただ解放したんじゃ意味がないだろう？」
「…どういう意味だ？」
男はニヤリと口角を上げる。
[脱げ。今ここで]
tn[おい、ふざけんな！]
トントンがエルゾの言葉で叫ぶ。
「そこの男、さっきからうるさいな…。部下なんだからあんたが黙らせろ」
「…トントン、少し黙ってちょうだい…」
こらえてちょうだい、トントン。トントンは何か言いたげではあったが、口を噤む。
「根っからの悪になりきれないのが俺なんだ。可哀そうだから上だけでいい。何も持ってないか見たいだけだ」
「…本当に開放するか？」
「そうだな、まずはお前の国のお友達を解放してやろう」
政府高官のことだろう。ちらっとそちらを見れば、まだこちらを睨んでいる。
「上だけでいいんだな？」
「下も脱ぎたいならいいぜ？」
クソが。言葉に出そうだったが、寸前で止めた。部下らしき人物が私の手錠を取った。さっさと終わらせよう。まずはブレザーに手をかける。三つボタンを外し、それを床へ落とした。
「…おいおい、お偉いさん方よお？あんたらのために一回りも下の嬢ちゃんが脱いでるってのに、何楽しんでんだよ！」
男は政府関係者の一人を指さして笑った。その男は顔を背ける。
「ブレザー脱いだだけでこれとはな。おい、そいつの顔こっちに向けとけ」
部下に指示し、無理やり顔をこちらに向けさせた。瞼も閉じていたようだが、部下の手によって瞼も無理やりあけさせられている。酷い顔だ。
「…クソが…」
「んー？誉め言葉はもっと大きい声で言ってくれないとな。おら、さっさと続けろ」
ブレザーの次はブラウスだ。袖のボタンを外し、襟元のボタンに手をかけた時だった。
「そっちの将校さん達もちゃんと見なきゃでしょー？あんたらの上司が頑張ってるのに、目逸らすのよくないよ？」
男はトントンやひとらん、シャオロンに言っているようだった。
「せっかくだからさ、そっちにも見せてやれよ。ほら、お前らも上司のショーちゃんと見る！じゃないと、この人達解放できないよ？」
そのまま襟元のボタン、一つ、二つと順番に外し、ブラウスを脱いだ。それを床に落とせば、残っているのはキャミソールとブラだけ。
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Alex(プロフ) - honaさん» 更新遅れて本当にすみませんでした…！設定は細かく作っておりまして、そのメモ帳をお見せしたいくらいです…！また更新していきますので、しばらくお待ちくださいませ！ (2019年5月12日 22時) (
レス) id: 6059f767f4 (このIDを非表示/違反報告)
hona(プロフ) - この作品も続きをずっと楽しみにしていたので、更新とても嬉しいです！！お疲れ様です！Alexさんの作品はどれも世界観やそれぞれの設定が細かく丁寧に考えられているのでとても好きです！これからも応援しています！長文失礼いたしました！ (2019年5月12日 18時) (レス) id: 48a2501d4d (このIDを非表示/違反報告)
変なカピバラ(プロフ) - 貴方の書く作品が好きです。構成もよく出来ていると思います、次の更新楽しみにしていますね。 (2018年7月29日 5時) (レス) id: d41689c471 (このIDを非表示/違反報告)
星猫(プロフ) - 作者様の作る話の構成がとても好きで何度も読みなおしています。また、続きが更新するのを楽しみにしています。今更のコメントをお許しください。応援してます。 (2018年3月30日 12時) (レス) id: 6c04e61fd9 (このIDを非表示/違反報告)
Alex(プロフ) - リサさん» 続き更新します！もう少しだけお待ちください…。ちょっとだけ構成を練っておりまして、いまストップしておりました。少々お待ちくださいませ！ (2018年3月6日 21時) (レス) id: 89bb6061f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alex
| 作者ホームページ：http://nanos.jp/xxdreamxxalex02/
作成日時：2018年1月11日 22時
