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目を閉じながら感じる光が妙に眩しくて、あぁ昨日カーテン閉めて寝てへんかったて思い出しながらゆっくりと目を開く。
ぼやける視界の中にショータの超ドアップ。
「うわ！」
「おはよ！オークラ♪」
ニパっと笑ってそう言うショータのアタマをふわっと撫でながら「いつから起きとったん？」てまだ寝ぼけながら聞いてみる。
「んとなー？6時ぐらいやと思う」
「えらい早起きさんやってんねぇ。起こしても良かったのに」
「んー、起こそかなて思うてんけどね？ぐうぐう寝とんの見とくのもおもろかったからええねん」
「今何時？」
「9時！」
「もうすぐマル来るわ」
「マルちゃん！」
マルの名前を聞いて嬉しそうに笑うショータを抱き上げて、オナカ減ったんちゃう？て聞いたらペッコペコ！て言うから。
すぐ何か作るから待っとってな？てソファにショータを座らせてキッチンへと向かってく。
フレンチトースト作ろう思うてバゲットを卵液に浸しとったら、ピンポンてエントランスからの呼び出し音。
「マルや思うからショータ出てくれる？」
「うん！」
モニタまで小走りに行くショータをカウンターの中から見つめながら、マルも食うんやろかてもう一人分バゲットを切り分ける。
「マルちゃーん♪」
「ショーちゃん！ぱぁん！！」
「ぱぁぁん！！」
「ぱぁぁん！！」
「ぱぁぁぁぁん！！！」
「ちょ、ショーちゃんはよ開けて？サムイ！！」
「マルちゃん、しゃけー言うて！！」
「しゃ、しゃけぇぇ！！て、ほんま開けて、ショーちゃん！！」
「あんなぁ、マルちゃぁん？」
「どないしたん？」
「オレ、届けへん」
「エライこっちゃ！！！」
モニタを見上げながら一生懸命手ぇを伸ばしとうショータを見ながら、踏み台とか買わなあかんなぁて思いながら困った顔しとうマルに「おはよ」言うてエントランスを解除する。
多分、洗面所もどこもかしこもショータやったら届かんやろうし、子供用の椅子とかもいるなぁて考えながら玄関の鍵を開けに行く。
ショータが玄関のドアの影に隠れとうから「何しとん？」て聞いたら「マルちゃんビックリさせたんねん！！」て両手で口を押さえてクスクスずっと笑うてた。
「ほんなら僕こっち隠れとく」
「しーっ！やで？オークラ！」
すぐに部屋のチャイムが鳴って、ショータは笑いを噛み殺しながらクスクス笑う。
反応が無いインターフォンにアタマを捻りながらすぐにドアノブを回すはず。
期待通りのリアクションしてや？
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チビ - ∞ が ゲームの中から出て来たら嬉しいけど1人1人めんどくさそう (2016年10月22日 18時) (
レス) id: e19226b261 (このIDを非表示/違反報告)
君の名は - ♪ 来るぅ~ きっと来る きっと来る (2016年10月22日 18時) (レス) id: e19226b261 (このIDを非表示/違反報告)
青リンゴ - とてもおもしろいです(^^♪ (2015年8月28日 18時) (レス) id: 97f1448700 (このIDを非表示/違反報告)
青リンゴ - 更新されてて嬉しいです！これからも頑張ってください♪ (2015年8月16日 9時) (レス) id: 1de4a12896 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきみだいふく(プロフ) - うわあ
あれ貴族さんの作品が更新されとる！と思ってテンションあがりまくりました笑
更新頑張ってください！
(2015年7月16日 22時) (携帯から) (レス) id: 78d0f07a77 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あれ貴族
| 作者ホームページ：@lovlylovealex ←Twitter account
作成日時：2014年1月22日 22時
