# 本心 ページ38
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▽ ( You )
楽屋の扉を開けると真っ先に飛び込んできたのは手元にあるスマホを見ている北斗。
『 おはよ。早いね 』
松村「 そう？ 」
『 うん 』
まあこんな感じで会話をするわけです
あ、一応言っとくけど不仲じゃないよ。
朝だからいつもよりテンション低いだけね
他のメンバーはまだ到着していない様子
静かなうちに仮眠でも取ろうかとソファに寝転がった時だった
松村「 聞きたい事あるんだけど良い？ 」
北斗の声が聞こえてきて、一度はソファに沈んだ身体を再度起こす。
「 いいよ 」と返すと彼は閉じていた口を開く。
松村「 メイはSixTONESの事好き？ 」
『 当たり前じゃん。大好きだよ 』
「 じゃあさ… 」と続ける北斗。
次に来る言葉に私は耳を傾ける。
松村「 俺らと…グループになれて良かったって思ってる？ 」
” 本当はキンプリのみんなと居たかったんじゃない？ “。
北斗はきっとこういう事を言いたいんだと思う。
『 …正直に言うと最初は嫌だったかな 』
松村「 … 」
『 でもそれは最初だけ 』
最初はね、ちょっとだけ嫌だったよ
突然弾かれて違うグループに入る事になって
認めてもらえなかったんだって落ち込んで
精神的にも不安定になっちゃって
もう全部辞めてしまいたいとまで思った
SixTONESに加入してから沢山迷惑かけた
私が居るから皆がデビューできないんだって
だけどそんな私をみんなは支えてくれた
あの頃、どうしようもない奴だった私に
ずっと寄り添ってくれた
受け入れてくれた
何回も何回も＿＿＿＿…
そんな素敵な人達、
大好きにならない訳がないじゃん
一緒にデビューできて良かったって、
思うに決まってるじゃん
もちろん岸くん達に悔いがない訳じゃない
今だって正直羨ましいって思うよ
だけどそれはもう終わった話でしょ。
『 皆のおかげで今の私が居るんだよ 』
松村「 …俺らのおかげ？ 」
『 皆が私を必要としてくれたから。
…“ メイの居場所は俺らが作るから ”って。 』
松村「 覚えてたんだ 」
『 忘れる訳ないじゃん 』
そう言うと北斗は嬉しそうな笑みを浮かべた
そんな北斗に私は自ら抱きついた
松村「 どうしたのお嬢さん 」
『 …私をSixTONESに入れてくれてありがとう 』
北斗の温かい手が私の頭を優しく撫でてくれる
その温もりに促される様に私は眠りについた
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ひな - 美紀さん» この度はFantastic girl�，鬚�読み頂きありがとうございます！素敵なコメントありがとうございます。美紀様も体調にはくれぐれもお気をつけください…これからも愛読して頂ける様頑張っていきますのでよろしくお願いいたします🙇🏻♂️ (2023年3月18日 21時) (
レス) id: cd03afb0f0 (このIDを非表示/違反報告)
美紀(プロフ) - SixTONESとジャニーズ全グループ大好きですコロナと気温差がすごいので体調に気をつけましょう (2023年3月18日 11時) (レス) id: e7f1610a24 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひな | 作成日時：2023年3月16日 12時
