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「ゅ、…じゃなかった、高木…？」





キッチンで慌ただしく朝食の準備をしている俺に、彼はオドオドとした様子で俺の名を呼ぶ






「あの、やっぱりご飯大丈夫。ちゃんと家で食べるか、『ゆうや』






彼の言葉に被せるようその名を呟いた



特におかしなことは無い。俺の下の名は雄也というのだから




おかしいのは伊野尾くんの方だった








「やっ、やっぱりゆうやくん？お願い、俺が悪かった、だから許して…！」







伊野尾くんは俺のことを決して下の名前で呼ぶことはないのだ




それにこの慌てっぷり…









伊野尾くん、









.









君はどこまで俺を興奮させるの？

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作者名：ALEN | 作成日時：2023年6月4日 16時

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