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・A side
「おじちゃん！まことおままごとしよ！」
「えっ、えっ？おじ？！ちょっと待って！」
まこ、という名前の可愛らしい女の子に連れられておままごとをしている光くん。
このくらいの年から見たら光くんはオジサンなんだ…。
「おじちゃんイケメンだね！」
「あ、ありがとう…」
ちょっと、何照れてるのよ。
どの年代からも愛される彼は女の子に囲まれて嬉しそうだ。
私は嫉妬して部屋の隅にいる男の子に声をかけた。
「こんにちは。」
「………」
できるだけ警戒させないように声をかけたつもりだったんだけど…
思いっきり警戒されてる。
子供とは思えないくらい鋭い目付きで私を隅から隅まで見ている。
やめて、体に穴があく。
「………お前は、悪い大人？」
鼻にかかるような、特徴的な声が聞こえた。
目の前の彼が初めて声を出したんだと分かるのに数秒は要した。
「私？！…うーん、…悪い大人、じゃないことを願う。」
「…んだよ、それ。」
彼が再び口を真一文字に閉じてしまう。
私はまだ喋りたくて話題を振ろうとしたら
男の子が急に立ち上がってどこかにかけていく。
どこにいくんだろう、と目で追いかければ
「リョウスケ？どうした？こいつらに何かされた？」
「にーちゃ、ふえぇ…お城崩れちゃった〜！」
目の前にブロックが散乱している男の子が泣いているのをなだめている彼がいた。
私は二人に近づいてブロックを手に取る。
「私ね、図工得意なんだ。…君は？」
「…リョースケ、得意だよ！」
もちもちの白いほっぺたをきゅっと持ちあげて笑うリョウスケと名乗る男の子。
…リョウスケ…？
「…私、八乙女A。」
「……ケイ。伊野尾慧。」
「僕、伊野尾涼介！」
…私のお腹にいた二人は、随分大きくなって私に会いに来てくれたようだ。
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ALEN(プロフ) - あいりんごさん» 一時的な非公開となります(汗)申し訳ありません！ (2018年11月20日 22時) (
レス) id: ce411aa3e2 (このIDを非表示/違反報告)
あいりんご(プロフ) - 第2弾のパスワードは一時的な非公開ですか？そうじゃない場合パスワードのヒント教えてもらえますか？ (2018年11月20日 20時) (レス) id: 59491e1cca (このIDを非表示/違反報告)
ALEN(プロフ) - ハイジさん» はい！第二弾でお話させていただくと思います！ (2018年7月14日 18時) (レス) id: ce411aa3e2 (このIDを非表示/違反報告)
ハイジ(プロフ) - とても面白いです。大ちゃんが大人と子どもの前だと態度が変わるのにも理由があるんですか？ (2018年7月14日 14時) (レス) id: 465c4b3a59 (このIDを非表示/違反報告)
杳葉謠 - すっごく面白いです！まさかちぃちゃんが人格として登場するとは…！今まで沢山話読んできましたが、こういう話は初めてで、読んでて楽しいです。これからも楽しみにしています！！ (2018年7月13日 23時) (レス) id: d79e1a4c43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ALEN
| 作成日時：2018年1月21日 21時
