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「あーー、俺カシオレにしよっかな」


え、意外。この人こそビールが1番似合うのにな、なんで?



「元太がカシオレ??お前どうしたの今日!絶対いつも1杯目はビールじゃん」


「いやーたまには??なんか、ほら3人の美女を前に可愛こぶりたいっていうか?」


「は?なんだそれ(笑)まあ、いいか」



やっぱいつもビールなんだ。いきなり美女とか口説きモード入るし、この人やっぱチャラいしよくわかんない。













「すいませーん、注文いいですか?」




1番店員の近くにいたしめちゃんが注文してくれた。




飲み物が運ばれてくるのを待っている間も、元太くんを中心に話は止まらなかった。



「お待たせしました。ビールが5つとカシオレ1つですね。ごゆっくりどうぞ!」




「じゃあ、乾杯しよっか」




うみくんの合図でみんなグラスを持とうとしたその時、私の目の前のビールが消え、カシオレが現れた。




?????



「はい!!こっちがAちゃんの!お酒、苦手なんでしょ??」



え?なんで?




一瞬に事が詰まりすぎていて戸惑った。





「あーー、てかやっぱ俺ビール飲みたくなっちゃったから、交換してくれない?」



ニヤっていたずらな笑顔を向けてきた。



 

「あ、え、うん。わかった。ありがとう」





「Aちゃん、お酒苦手だったかーーなんだ!言ってくれれば他ので全然よかったのに!俺、みんなビールでいいよねとか言っちゃったーごめんね!」




乾杯をしようとしていたうみくんにも謝られてしまった。





「ううん、全然!こっちこそ乾杯しようとしてたのに止めちゃった!ごめんね」









「てことで、仕切り直して・・・乾杯!!」

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作者名:ぴぴ | 作成日時:2021年9月30日 23時

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