幸運の先にあるものは (ページ2)

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『田辺さーーん、これやらないと終わらないよーー』

『田辺さんすみません、これ確認して頂いてもよろしいでしょうか？』

『Aちゃんごめん、これ手伝ってもらってもいいかな？』

『どうして田辺さんは定時で帰れないの？』

社会人3年目の私は現在、上と下からの挟み撃ちに耐えながら、毎日ハードモードで働いていた。

いや、私そんなに器用じゃないですし、、。

頼まれても、たくさんはこなせないですし、、。

いや、私だって定時に帰りたいよ？笑

夜勤勤務もあり、生活スタイルはだいぶボロボロになっていたし

化粧なんて、なんだかだいぶしてない気がする、、、。

そんな私がSnowManと出会ったのは社会人として1年目の冬、ある動画がおすすめで上がってきたから。

一つ見始めると止められなくて、

気がついてたらファンクラブに入っていた。

デビューして初めてのライブは申し込んだけど落選。

友人にジャニーズファンが多かったからか、まあそんなもんだと割り切れたし、なんならまだまだ下っ端の私にとって休みをもぎ取ることも難しかった。

日々生きることに必死だし、いつか、余裕ができたら、会えたらいいなぁなんて、そんな風に思う日々が過ぎていたある日、1通のメールが手元に届いた。