SWEET EVERYDAY . . . （ Ⅱ ） (ページ35)

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ryuto's time ページ35

Aサイド

午後25時日付が変わってもなかなか帰ってこない彼

今日はメンバーさんと飲み会らしいんだけど、

盛り上がっちゃったのかなぁ。

そう思いながらソファーで横になっていると

聞こえてきたインターホンの音

「はーい」

涼太『すいませーんべろべろ龍友くん帰ってきました～』

いらないお届けもの .. いやいやちょっと寂しかった

小走りで玄関まで行って鍵を開ける

「ごめんなさい涼太くん」

涼太『全然龍友くんずっとAちゃんのこと呼んでたんで』

『 A～チューしよ？』

「もう黙ってて」

涼太『ははっじゃあ僕はこれで』

「こんな遅い時間に有難うございました」

涼太くんを見送って問題の龍友の相手しないと

「飲みすぎないでよって何回も言ってるでしょ？」

『ええやんか～それよりチューしたい』

「酒臭い男とはしたくありません」

唇を突き出してきて私に寄ってくる龍友

そんな彼を避けるようにしてキッチンに行き

コップに水を入れて飲ませる

喉仏が動いていて胸元もどれだけ開けてんのってぐらい

シャツのボタンを外していて、

ほんと龍友ってずるい ..

『なぁA～ベッド行こ？』

「やだお風呂入ってきて」

『朝入るこっちこい』

嫌だって言ってるのに腕を引っ張って

無理やり寝室まで来させられた私

鍛え上げられた彼の腕を振りほどくのは

到底無理なことで。

ベッドに押し倒されて部屋着に手をかけられる

「これだから酔った龍友嫌いなの」

『嫌いとか言うなや嬉しいくせに』

「誰も嬉しいなんて言ってない」

『言ってなくても愛してあげるやん』

彼に沢山のマークをつけられ、

そのまま眠ってしまった私たち

( 翌朝 )

「もう龍友嫌い」

『ごめんやん』

「ぎゅーしてくれたら許す」

なんだかんだで仲のいい龍友カップルです

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