Happy Time ☆*。 F.I

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樹「俺がここに来た理由は…」




「はい。」




樹「仲豊Aさんに気持ちを伝えるために来ました」




「はい？」






樹「俺が前にさ、過去の自分を損無く生きて欲しいって言ったろ？」





「そーでしたっけ？」




樹「そ〜です。それで、俺が損したことは当時の君に恋したから、」




「気持ちが伝えれなかった？」






樹「そうなんです。。。てゆうか話したこともなかったよ」






「えーーーー。え。じゃあなんで好きになるんですか、」







樹「だ、だって、一目惚れだったから。」





「あ。病院で？」





樹「そ、そう！懐かしいなー。」





「あの、ずっと疑問だったんですけど、」






樹「なに？」








.








「ちょっと言い方失礼なんですけど、









.








どうしてここにいるんですか？」







樹「え？」






「だ、だって、死ぬ病気なんですよね？


藤原さんが生きてるなら樹も生きるんですか？」







樹「……ごめん。俺死んでる」







「えっ。」







樹「俺は死んでるよ。本当は今日でここにいるのお別れなんだ、」







「ちょ、ちょっと待ってください！」





樹「ごめんね。もう一つの世界の君は今でも好きだよ。


もちろんこの世界の君も、だからここで俺の損を
消させてくれない？今日で終わりだから」







「どういう事ですか。」






樹「今も、ずっと大好きでした」





私は何も返せなかった、





どう返したらいいか分からなかった








樹「じゃあね。」





と無言な私に頭をポンポンとし、




店を出ていった。









翌日 藤原さんにありがとうございました と





お礼が言えなかった






それが今の私の損

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