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『んんー、もう無理です。』
「なんでよ、まだ二杯だよ？もっといけるって！」
『ほんとに、無理なんです・・・』
ジミン、助けて・・・・・・
段々、瞼が重くなってきたような・・・
このまま寝ちゃいそう・・・
「もういいんじゃね？」
「だな、このまま持ち帰ろうぜ。」
そんな言葉も理解することが出来ない。
TH｢ねぇ、どうなの。｣
んん、だれ・・・
じみ、ん・・・・・・・・・？
TH｢酔ったところ狙うって、クズがやることだよ。
このまま持ち帰ったらどうなるか分かるよね？｣
「ちっ、てめぇの女じゃねえだろ？」
「だったらいいじゃねぇか！」
TH｢この子の幼馴染、怒ったら怖いよ？
ほら、後ろを見てみてよ。どう？持って帰る？｣
「っ、行こーぜ・・・」
『んん、じみ、ん・・・・・・？』
TH｢はは、すごい酔ってるね
残念、テヒョンでした、まだ起きてられる？｣
『んー、テヒョン・・・・・・？』
テヒョンか・・・
頭がぼーっとするため顔がはっきり見えない。
テヒョンかどうか確かめようと手を伸ばす、が
手を止められる。
TH｢・・・え、無意識でやってるんだよね？
やばいな、これ・・・振ったのは俺なのに。｣
JM｢テヒョン、その手、離して。｣
あ、この声はジミンだ。
TH｢あ、俺からじゃないよ？
・・・ねぇそんな怖い顔で見ないでよ！｣
JM｢はいはい、わかってるよ。
・・・・・・A？大丈夫じゃ、ないなこれ。｣
『じみーん、帰る・・・・・・。』
JM｢言うと思った、目離してごめんね。
テヒョンもありがとう。｣
TH｢いや、いいよ。
やっぱりジミナはすごいね。｣
JM｢ん？何が？｣
TH｢こんな状態でも普通だからさ。｣
JM｢おまえ・・・襲おうとしてた？｣
TH｢そんなわけないでしょって顔！怖いから！｣
JM｢まあ、こいつにも彼氏がいるからね。｣
TH｢え、そうなの・・・！？｣
JM｢あー、そっか聞いてないか。
とりあえず今日は帰るね、また大学で。｣
『じみん、おんぶ・・・』
ジミンに背負われ店を出る。
歩く振動が心地よくそこで意識を手放した。
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作者名：ひゅの | 作成日時：2020年12月29日 0時
