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川上side
［A:今日は本当にありがとうございました。無事帰れましたよ！余裕でした！］
「負けず嫌いかよ」
送られてきたメッセージを見て思わず頬が緩む。
正直、何で初対面の人にここまでしたのかわからない。
学内を案内するだけならまだするかもしれんけど、
駅まで送って、というか最寄り駅まで送って、
連絡先交換して…って、今までにしたことはもちろんない。
ただ、彼女の何かに惹かれた。
ぶつかった人に惹かれるとか、そんな小説みたいなことあるんだな。
自分でもわからない感情に、笑ってしまう。
「明日も大学行くか」
明日はオフィスにしか行かんつもりやったけど、大学行ってからにしよう。
そしたらまた彼女に会えるかもしれないから。
この気持ちが何となくわかるかもしれないから。
あなたside
［カワカミ:はいはい。また明日な］
『また明日か…ん？また明日…？』
どういうことですか川上さーん！
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黒黒黒黒黒 - 青く澄んでは 日照りのなか 遠く遠くに 燈が 灯る (2019年11月3日 10時) (
レス) id: 0c4c753c1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ひいろ | 作成日時：2019年10月1日 21時
