その６ 打合せ！ by社長 ページ12
ー数分後ー
なんとか私たちは無事に打合せの時間に間に合った。
『打ち合わせを始めようか。まずは懲罰房にいる囚人の様子の報告から。』
「アイツはおとなしく刑務作業を頑張っていました。」
『なるほど……。それなら、予定通りに明日の午後の刑務作業後、元に戻そう。次は、房Aの囚人の様子を教えてもらいたいな。』
「房Aの囚人は通常通り模範的で、問題点は全くありませんでした！」
何気にみんな緊張して敬語になってるのウケる。
いつもみたいなノリで普通に話してくれていいのに……。
もう毎回だから慣れたけどさ。
『刑務作業はどんな感じだった？』
「ノルマは余裕で達成しました！」
『了解。暫く料理の刑務作業をする必要はなさそうだね。次は房Bの報告をお願い。』
「房Bの囚人は通常運転で、17名が作業をサボっていました。」
嗚呼。なんと悲しき通常運転かな。
『サボりたちの明日の朝食はノーマル暗黒物質で決定ね。分量はいつも通りでお願い。刑務作業はどうだった？』
「ギリギリノルマ達成って感じです。」
達成はできただけ偉い。
Bの囚人たちは“洗濯”の刑務作業だったはず。
全て人力なので結構きついらしく、一番嫌われている刑務作業である。
特に今日のようなめっちゃ寒い日には水が冷たくて地獄らしい。知らんけど。
故意に水を冷たくしているというのは企業秘密だ。
『房Cはどう？』
「うちはいつも通りでした。」
この場合のいつも通り＝壊滅的に反抗的 である。
『大体何人くらい暗黒物質が必要そう？』
「特にヤバかったのは10人くらいです。」
『その人たちには別の処置も考えておく。明日は普通のでお願い。…で、刑務作業は農業だったよね。捗った？』
私が房C担当だった華恋に訊くと、彼女は黙ってしまった。
察したよ。
ノルマ達成度0％だったんだよね。多分。
『最後は、新人の様子だね。私は特に問題ないと感じたけど。かぐやはどう思った？』
「少なくとも午前中は問題なく見えたよ。佑、午後は？」
彼女は午後、監視カメラ当番だったので午後の尾行は佑に任せていたのだ。
「大丈夫そうでした。あ、私たちは明日もここで勤務します。」
佑も結翔も臨時看守だがここは常に人手不足なのでほぼレギュラーメンバーと化している。
『了解。報告も終わったし会議を終了しようか。みんな、おやすみ。』
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アリア - はい‼️頑張ってください‼️ (2023年1月14日 14時) (
レス) @page22 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - アリアさん» 見守ってくださるのですか！？とっても嬉しいです！ありがとうございます！！無理しない程度に更新頑張ります！ (2023年1月13日 20時) (レス) id: 3f4c27677a (このIDを非表示/違反報告)
アリア - ｗａａａａありがとうございます・゜・(つД｀)・゜・面白くてka☆o☆suなこの作品をずっと見守ります❗更新無理せずに頑張ってください‼️ (2023年1月12日 15時) (レス) @page22 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - アリアさん» コメントありがとうございます！これからも、ka☆o☆suな雰囲気をお楽しみください！ (2023年1月9日 11時) (レス) id: 3f4c27677a (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 1番最初からみてますが、まいっかいka⭐o⭐seで笑ってます...面白い作品を書いてくれてありがとうございます‼️ (2023年1月6日 15時) (レス) id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉姫 | 作成日時：2022年11月18日 8時
