その９ 透明化したお！ by咲紗 ページ15
ー翌朝 打合せー
『最後に一つ連絡。今日、クズ肉入りの昼食を例の囚人に渡す。みんな知っている通り、クズ肉を与えられた囚人は一時的に狂暴化する。よって今日の懲罰房担当は私と楓の2人で担当する。』
「嗚呼、尊い二人ですね……。」
椿、それは言わないでほしかった。
『私は“ゲスさく”推しかな。』
引き裂かれてしまった2人……。悲しい話だ。
外巣がクズになるまでは幸せそうだったのに。
幸せだった時を知っているからこそ更に悲しさが増すんだ。
「本当にゲスさくは尊い。」
かぐやの一言で、咲紗さんは照れて透明化した。
社長から透明化の暗黒物質をもらったのかな？
『会議に戻ろう。懲罰房の囚人には、午前中は普通に刑務作業をやらせ、作業場でクズ肉入り昼食を食べさせる。昼食を食べたら囚人は倒れるから急いで懲罰房に運び拘束する。この時、雑用当番の椿、医務室当番の佑も来てほしい。』
椿と佑が頷くのを確認して、私は言葉を続ける。
『その後は私と楓で打合せ時刻まで経過を観察しておく。夜の懲罰房当番である結菜は、今夜の打合せには参加しなくていいよ。これ以外の事はみんな確認済だね。では、解散にしよう。』
ー昼食後ー
例の囚人は文句を言いながらもクズ肉入り昼食を完食し、倒れた。
『残さず食べて偉いね。椿、此奴を懲罰房まで運んで。』
「刑務所内引きずりまわしの刑だ！」
椿は囚人を引きずりながら運んでいった。
今度から懲罰房の囚人は毎朝引きずり回してあげようかな〜
＊＊＊
『もっとしっかり拘束しないと暴れ出すよ。killするつもりで！』
「ゑ！？」
そういや、佑には今まで一度もこの作業をやらせたことがなかったな……。
『大丈夫だから！さては、クズ肉投与された囚人が暴れた時の状態を知らないな？』
「まあ、うん……。」
彼は1か月前に昇格してここに来たばかりなのだ。
「この房はチェック完了！仕掛けもきちんと作動すると思う。」
椿が房の状態をチェックしてくれた。不備があったら困るのでね。
「拘束も完了！こんな感じでOK？」
『うん。そろそろ目覚める頃だから楓は待機準備をお願い。椿と佑はもう帰っていいよ。』
＊＊＊
「一部くりぬいて外が見えるようになった段ボールがあるから、これに身をひそめてよう。」
楓が取り出して組み立てたのは、一辺が3mくらいはありそうな超巨大正方形段ボール！
ちょっと大きするような気がする………。
その１０ クズ肉作戦！ by主人公→←その８ クズ肉？なにそれ美味しいの？ by咲紗
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アリア - はい‼️頑張ってください‼️ (2023年1月14日 14時) (
レス) @page22 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - アリアさん» 見守ってくださるのですか！？とっても嬉しいです！ありがとうございます！！無理しない程度に更新頑張ります！ (2023年1月13日 20時) (レス) id: 3f4c27677a (このIDを非表示/違反報告)
アリア - ｗａａａａありがとうございます・゜・(つД｀)・゜・面白くてka☆o☆suなこの作品をずっと見守ります❗更新無理せずに頑張ってください‼️ (2023年1月12日 15時) (レス) @page22 id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - アリアさん» コメントありがとうございます！これからも、ka☆o☆suな雰囲気をお楽しみください！ (2023年1月9日 11時) (レス) id: 3f4c27677a (このIDを非表示/違反報告)
アリア - 1番最初からみてますが、まいっかいka⭐o⭐seで笑ってます...面白い作品を書いてくれてありがとうございます‼️ (2023年1月6日 15時) (レス) id: a3853a35e2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅葉姫 | 作成日時：2022年11月18日 8時
