戦いの女神、怪奇現象を多分解き明かす！ ３

その９５　戦いの女神、怪奇現象を多分解き明かす！　　by主人公 ページ36

相手のターンだ。

紅葉は回復呪文を唱えて体力をMAXにした。



こちらのターンだ。

＊紅葉の葉が沢山舞っている＊

▶攻撃

　呪文

　アイテム

芽依は紅葉を攻撃をした。

紅葉に50のダメージ！



相手のターンだ。

「やっと必殺技ゲージが溜まった……。“紅葉の舞”」

紅葉は芽依を攻撃した。

芽依に300のダメージ！

芽依のHPが0になった。

「大丈夫……じゃないよね。」

『うん。でも、これくらいの事で倒れるわけにはいかない。』

「無理しないで。今、回復薬を……ってあれ？無い。」

芽依は何かを悟った。



こちらのターンだ。

＊このターンが終わったら動けなくなるだろう＊

▶スペシャル攻撃

　スペシャル攻撃

　スペシャル攻撃

芽依はスペシャル攻撃をした。

「どうしてHPが0なのに動けるの？」

紅葉は驚いているようだ。

『だって私は戦いの女神だもん。これくらいの怪奇現象すぐに解き明かしてみせる！くらえ！！“勝利の女神”』

紅葉に1499のダメージ！

紅葉のHPが1になった。

『かぐや、あとは任せた……。』

芽依は倒れた。



-No side-

「芽依ー！！」

かぐやが叫んだ。しかし戦いはまだ終わっていない。



相手のターンだ。

「あと1回スペシャル攻撃ができる。これで終わりだ！！」

紅葉はスペシャル攻撃をしようとした。

「そんな……。芽依、ごめんね……。」

その時、紅葉は芽依がつけている組紐に目をとめた。

「どこかで見た事がある組紐だ……。」

紅葉はぼそりと呟いた。



芽依のポケットから勾玉が転がり落ちた。

勾玉が淡く光り、池に住んでいる例の幽霊が召喚された。

その９６　終わりにしよう。　　by紅葉→←その９４　やる気のない幽霊　　by主人公

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す