その43 ダ〇ソンの吸引力が低下した件について by結菜 ページ4
そのあと、なんやかんやで新幹線に乗り込んで、現在に至る。
「ウッホォォォォォォォォォォォ!」
『るっせえだまれ!!』
「ウッホォォォォォォォォォォォォォォォ!」
「ゴrrrrrrrリラは黙ってろ!!!」
ゴrrrrrリラ化した吾琥叙の雄叫び、私と椿の叫びが新幹線の中で反響し、ありえないほどの音量になる。
「吾琥叙様に向かってなんてことを言うんだ!!」
蒼は、耳をおさえながら私達に向かって叫んでいる。
『君、シバかれたいのかな?』
黒い微笑みを蒼に向けてみる。
彼は無言になって震え出した。しかし、いつもとはどこか様子が違う。
『ん?蒼?』
名前を呼んでも返事がない。
これはきっと、蒼の鼓膜がお亡くなりになったということだろう。
***
「昼食の時間だぞ〜」
待ちに待ったお弁当の時間だ!!
「やった〜♡私、腹減っていたんだ〜♡」
そう言って、吾琥叙は500mlのペットボトルの中に入っている水を2秒で飲み干した。
ダ、ダ○ソン!
「吸引力が低下している!」
結菜の言葉のとおりである。
5月時点では、吾琥叙は1Lの水を3秒で飲み干していた。
「あのゴrrrrrリラ、世界選手権に出られるんじゃない?」
「何の世界選手権?」
社長の発言にすぐさま反応する結菜。
「え?それは、「ダ○ソン世界選手権」だよ〜!」
そんなものいらない気がする……。
『社長が作ったら?』
まあ、出場するのは吾琥叙くらいだろうけどね。
その44 黒歴史暴露会! by椿→←その42 いつでもどこでもコサックダンス! by社長
「オリジナル」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
yui(プロフ) - テストの順位がうんこでコロナとインフルダブルでかかったけどこの作品のお陰で涙出るまで笑いました。ありがとうございます。 (9月23日 22時) (レス) @page18 id: 64bb273341 (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - 「蒼」の読みは「そう」です。コメントに気づかなくて返信が遅くなりました。申し訳ありませんm(__)m (2022年12月25日 14時) (レス) id: 3f4c27677a (このIDを非表示/違反報告)
来望 - 蒼って、読み方あおですか?それともあおいですか?? (2022年10月25日 19時) (レス) @page32 id: 7b9c6e724b (このIDを非表示/違反報告)
来望 - 蒼って、読み方あおですか?それともあおいですか? (2022年10月25日 19時) (レス) @page32 id: 7b9c6e724b (このIDを非表示/違反報告)
紅葉 - ピノさん» ちなみに、乾燥ワカメヘアー=アフロヘア―www (2022年1月19日 16時) (レス) id: d623c1ac50 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紅葉姫 | 作成日時:2021年11月11日 17時