49 殺人鬼少女と彼の隣は ページ15
あれから、買い物を済ませて豚の帽子亭に帰った･･･のだがメリオダス達が食材調達から帰ってきていないらしい。
エリ「メリオダス様･･･」
コンコン
ドアをノックする音が聞こえた。
？「おーい、すまんが開いてるかぁ？」
「！ボクがでるね･･･」
エリ「えっ、A様―――」
ｶﾞﾁｬ
「いらっしゃーいませー･･･ん。何年ぶ･･･」
ケイン「･･･こ、れは･･･夢か･･･？リズ」
「おーい･･･ボクだよ？」
ケイン「！A？！･･･」
エリ「あの〜って！ケインさん？」
ケイン「リ、リズが二人･･･？」
「･･･とりあえず中はいんなよ」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ケイン「そうかそうか！メリオダスは無事か！」
エリ「どうぞ」
ケイン「すまんのぉ、リオネスの王女様に」
エリ「いえ！」
ケイン「それにしても驚いたわい･･･端整な顔立ち柔らな声もよう似ておる。
まるでリズが生き返ったかと思ってしもうたわい」
「元気そうでよかった･･･ケイン」
ケイン「･･･リゼもな」
エリ「リゼ？」
ケイン「リゼがダナフォールに来たとき･･･少し記憶喪失状態でな･･･名前が無かったもんから･･･よ くリズに懐いていたもんだったから、リズから名前を少し貰ったんじゃ･･･」
エリ「へぇ･･･！」
ケイン「あの娘が生きとればもう妙齢の女性になっとったはずじゃ」
エリ「ケインさんの娘さん･･･ですか？」
ケインは首を横に振る。
ケイン「リズは愛称でな･･･名前は王女様と同じエリザベス」
エリ「え？」
ケイン「メリオダスの恋人じゃった」
エリザベスが反応する･･･
ケイン「リズは敵国の女騎士でな･･･ダナフォールの･･･」
ケインは淡々と話し始める･･･
聞きたくなくて･･･リズねぇが死んじゃって･･･もう誰も信じられないという時にボクは彼に出会った。
メリ『何があってもずっと一緒にいてやる！守ってやっからな！』
『どうせ、リズねぇに頼まれたんでしょう？』
それがなんだか悔しくてたまらなくて･･･聖騎士団の誘いも断ったし、ボクは色々と意地をはっていた。
でも･･･またこうして一緒に居てしまっているわけで･･･
だけど･･･今の隣はエリザベスで･･･
「ボク…どうすれば良かったのかなぁ……」
視界がぼやける
この感情の名前は何？
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シュヴィ - 紫苑さん» コメントありがとうございます！これからも頑張ります！ (2015年3月1日 15時) (
レス) id: a91fcf304e (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - とても面白いです！これからも頑張って下さい！ (2015年3月1日 15時) (レス) id: 8af715296a (このIDを非表示/違反報告)
シュヴィ - なぎネギ★さん» コメントありがとうございます！いやほんと更新頑張ります！ (2015年2月24日 17時) (レス) id: f7bd93ce80 (このIDを非表示/違反報告)
なぎネギ★ - 面白いですな!続きがみたいです！更新頑張って下さい！ (2015年2月21日 17時) (レス) id: 556786fdc4 (このIDを非表示/違反報告)
シュヴィ - 聖霊さん» 二回目のコメントありがとうございます！忙しくても頑張ります！ (2015年2月17日 13時) (レス) id: a91fcf304e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：シュヴィ | 作者ホームページ：
作成日時：2015年1月28日 3時
