無表情な君との物語

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翌日

学校に行くとまた手紙が置いていた

中を見ると全く同じことが書いている

『私何もしてないのに........』

そう思ったが念のため行くことにした

屋上に着くと近藤さんがすでに来ていた

夏木「待ってたわよ。あなたに話があるの」

また亜久斗くんのことかな？

『........なに？』

夏木「私亜久斗くんが好きって言ったでしょ。でも その........好きな人が変わっちゃって」

『え⁉︎』

予想の斜め上のことを言われた

夏木「だからあなたに協力して欲しいの！」

『何で私が協力しなきゃいけないの？』

夏木「その人、昨日亜久斗くんと一緒にいたの。あなた亜久斗くんとよく喋ってるでしょ」

『そんなに喋ったことない』

夏木「それでもいいから協力して！お願い！」

『わかった........』

人と関わるのはあまり好きじゃなかった

でも頼られるのは素直に嬉しかった

夏木「それでね その人の名前を聞いてほしいの。私また明日ここで待ってるから」

言いたいことだけ言うと帰って行った

『特別に協力してあげるんだからね........』

ボソッとそう言った私の口は少し緩んでいただろう

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