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手伝いをしよう ページ3

「ジョー、ご機嫌いかがでしょうか?」
仕事部屋の扉をノックしながら、やや大きめの声で問う。「仕事が終わらない」と目元に深いクマを刻んで朝食を食べた後、この部屋にこもったっきり、昼食の時間を大幅に過ぎた今も出てこない。せめてお茶だけでも、とこうして様子を見に行ったんだ。
 聞き耳を立ててみると、『ああ、まだこんなに残ってるのか……』とかいう声が聞こえてきた。いつもたくさんの仕事をこなしてるって聞くけど、やっぱりすごいよ、ジョー!
「お茶を煎れたんですけど、飲みませんか?」
「……ん、ああ、ちょっと待っててくれ」
ちょっとって、ジョー、あなたの『ちょっと』は1時間を普通に超えるだろ! 仕事も手伝うから入りますよ!
鍵はかかってなかったので、なるべく音を立てないようにそっと入って、そっとドアを閉めた。そのまま彼の資料が散乱した机の上の安全な場所にティーセットを置き、仕事の半分を引き受ける。ほう、今日は契約書の基本文面を書いてるのか。陸には『ぷりんたー』っていうものがあるらしいが、ここに持ってくると壊れてしまうらしいから、こういうのは今でも手書きだ。
「お、おい、勝手にいじるんじゃねぇって!」
「大丈夫ですよ、ジョー。模写は得意なので。ちょっと休憩したらどうです? 逆に作業がはかどりますよ」
にこ、と微笑んで見せると、彼は渋々私の煎れたお茶に口をつけた。

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(プロフ) - 緋焔さん» もちろんです!!わざわざ返信ありがとうございます! (2017年5月20日 23時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)
緋焔(プロフ) - 紫さん» 大好きなんて!嬉しいです!!これからも応援よろしくお願いします! (2017年5月20日 23時) (レス) id: 384f0aa109 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - コメント失礼します! 群れの会話の時のヌタウナギとか面白すぎますww大好きです!頑張ってくださいっ! (2017年5月20日 23時) (レス) id: a503537b5d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:緋焔 | 作成日時:2017年3月12日 1時

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