６話っていうかヒロイン ページ6
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とりあえず、食べ終わったとおる先輩と、もう食べられない私だけ先に行って、食べ終わってない他の人にはクラスを教えて後から来てもらう形にした。
ワクワクしながら階段を走る。
「とおる先輩っ！早く早く！」
袖口を引く。
「ちょっと、焦らないで！転んだら危ないから、ってうぉっ！」
「きゃぁぁぁぁぁ！」
足を滑らせた。
落ちる、と思ったその瞬間。
「もう、危ないなぁ。」
「言ったそばから……、」
「気をつけて？」
腕を引かれ、抱きとめられていた。
「ひゃっ、ありがとう……、ございますっ！」
ドキドキする。
グーッ、と顔に血が集まるのがわかる。
頭の中がグルグルーｯ、ってなって！
ううう！！もぉ訳が分からないよおおお！！
「愛羅ー？どうしたの？」
「行かないのー？」
そうだった！
こんなことしてる暇ない！！
「とおる先輩急ぎましょう！！」
赤くなった頬を隠すように下を向きながら、風を切るように走って教室に向かう。
「ちょっ、」
いきなり走り出した私にビックリしつつ、同じくらいの速さで走ってくれるとおる先輩はやっぱりモテるんだよね…。
扉を開けて、とおる先輩がAちゃんの名前を呼ぶ。
Aちゃんが近寄ってきて言ったのは
『鶴ちゃんはさっき購買行きましたよ〜！』
という言葉。
え？
なんで嘘言うの？
「そっかー。わかった。ありがと。」
そのまま屋上に向かおうとするとおる先輩を引き止めて、一言言う。
「とおる先輩！！この子です！鶴永 Aちゃん！」
これだけじゃダメだ。
さっきは嘘ついてまで私たちから逃げようとしたんだ。
また逃げられちゃう。
廊下にはバレー部の皆がいるけど、不意をつかれたら逃げられる。
どうにか捕まえたくて。
私は咄嗟に。
＿＿＿＿Aちゃんの長く伸びた２つ結びの髪を、引っ張った。
▲▽▲▽▲▽▲▽
これを読んだ友人に、流石に廣宮が可哀想だ、という意見がありましたが、違うのです……。
髪の毛を引っ張ってから更に泣き出すという華麗な技を成しますね。そこでまず嫌われる要因です。
本日中に３回は泣いています。
妬みではなく、泣き虫で、被害妄想が激しい、という立派な理由がありましてですね……ゴニョゴニョ
そしてやってみたいことがあります。
評価の数だけ話を更新！！！ってやつです。
評価頂いた数だけその日のうちになるべく更新しようかな、と思っています。
勿論、普通に時間がある時も更新しますよ！
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すみ - 初めて読みましたが、話の内容凄いですねwある意味ぶっ飛んでて面白いですw (4月29日 18時) (
レス) @page42 id: 097dec18f7 (このIDを非表示/違反報告)
紫苑 - 最初の方に出てきた夢主ちゃんの友達と友達(？)になった元ゲスイン(笑)で新しく出てきたゲロイン(笑)を叩きのめすーみたいなのリクエストです！国見とマッキーと夢主ちゃんのノリ好き(笑)あと作者様ならきっとトップスターなんだろなって見てみたらスター無くてビックリ (2022年5月7日 3時) (レス) @page42 id: 1c7bf85d9b (このIDを非表示/違反報告)
さむらいp - こ、これを小6で描いてるんすか？天才だしね。かけるんでしょう！素晴らしすぎます (2022年4月4日 17時) (レス) @page30 id: f00775acdd (このIDを非表示/違反報告)
キャンドル(プロフ) - 続編のリクエストです！なんかバレー部でわいわいやってるのが見たいです！とっても面白いですね！俺からも頑張ってください！ (2021年12月20日 7時) (レス) @page42 id: ff7e3e1da7 (このIDを非表示/違反報告)
yourei(プロフ) - 緑の白猫さん» コメントありがとうございます。今となってはかなりの黒歴史です笑 (2021年2月22日 22時) (レス) id: 7073094368 (このIDを非表示/違反報告)
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