給仕のｷﾞｬｻﾘﾝともう1人 【ﾜﾝﾋﾟｰｽCP9】

▽7． ページ8

「……ア!……リ…!


リア!!」



ﾊﾞｯ


「え…、私…」


起きたそこは『春の女王の町セントポプラ』
目に入ったのは

…カク

「無事じゃったか!!?」

「私…、どうなったの…?」

「倒れておったんじゃ。重傷でな」

「あ…、そうだ。私、剣士にやられたんだった」

「わしもじゃ。強い男じゃったのう。わははははは」

豪快に笑うカク
私の大好きな笑い方

「笑い事じゃないよ、カク」

「おっと、こうしてはおれん!
わしらは今世界政府に追われとる。
だがその前にルッチが大怪我をした。手術費用を集めとるんじゃ」

「私もそれ、手伝うよ!」

という事で
カクは滑り台を


私は
花屋さんを


そうしてルッチさんの手術費用を稼ぎ


ルッチさんの手術は成功し無事故郷に戻る事の出来たCP9



でも、そこはCP9達の故郷。



「私も…、故郷に戻って花屋さんでもしようかな…」

「リアの故郷はどこじゃ?」


私の島は

グランドラインのある花の町



でも、場所も分からない

思い出せるのは綺麗な花が沢山ある所

とだけ。




「リアの故郷をわしも共に探すとしようかのう」

「え!!?やっと、故郷に帰れたんだよ!?」

「もう故郷も出ることになりそうじゃ」

「でも…CP9のメンバーといたいんじゃ…」

「わしはリアといたいんじゃ」

「カク、お前どうする?」

ルッチさんが声をかけた

「俺達は、軍艦を奪って海に出る。お前はどうする?」

「ルッチ…、お願いがあるんじゃが」

「なんだ?」

「わしとリアをグランドラインの花島へ送ってくれんか?」

「…お安い御用だ」



こうして私たちは


彼らの故郷を出て海へ出た。

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