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「ねぇ、リア〜」
すごむように名を呼ぶこのエニエスロビーのアイドル・ギャサリン
毎日のように海兵や法番隊の隊員に告白される私の大親友!
「どうしたの?」
「ルッチさんはいつ私に振り向いてくれるのかしら?」
そう、ギャサリンは今あのCP9のロブ・ルッチさんに片想い中
「もっと頑張ってアピールすればきっと届くわ、ギャサリンの気持ち!」
「私もリアみたいな美しい金髪があったらな〜」
「ギャサリンの黒髪も凄く素敵よ?」
「そう?じゃあ私、今日とびきりおしゃれしてルッチさんをご飯に誘ってみる!」
「頑張って!今日の給仕は私に任せて!」
「ありがとリア!」
手を振り走り出すギャサリンを見送った後急いで給仕の仕事にかかる
なんたって一万人のご飯をお出ししなければいけない
てきぱきと仕事を終わらせ全員分のご飯の用意が出来た
ぞろぞろと入ってくる海兵たち
「リアちゃあ〜ん」
「今日も可愛いね」
顔も初めて見る海兵さんに声を掛けられる
「あはは…；」
苦笑いを浮かべることしか出来ない
そこに一際目立つ一団
そういえばCP9が全員揃ったんだったわね
「あ!お前は!」
CP9と思われる一団の中から一人
三つ編みで顔に傷を作った眼つきの悪い男性が私に指をさす
間違いなく私に…
「あ…あの?」
「あん時の!!」
目を見開きそう訴える男性
「どこかで…お会いしましたか?」
怖くなり涙目で答えてしまった
「おい、ジャブラ
怯えておるじゃろうが」
鼻が四角いお兄さん(？)が間に入る
「違ぇよ!お前、このハンカチ貸してくれた奴だろ!?」
見覚えのあるハンカチ
「あ、あなたはあの時の…?
もう大丈夫なんですか?」
「ああ!ありがとな!」
「いえ、それならよかった^^」
ジャブラ…と呼ばれた男性は
ヘヘッと笑い少し顔を赤らめた
「大丈夫ですか?体調は…」
「どうやら鈍感らしいのう…」
鼻が四角い男性が苦笑い
「あの…、おいくつですか?」
「わしゃ、２３じゃ」
「あ、そうなんですか…。てっきり御老体かと…」
「よく言われるわい。わははははは」
豪快に笑うその男性に少し胸が高鳴る
「俺はジャブラだ!お前は?」
「私はリアです。給仕をしてます」
「わしゃ、カクじゃ」
よろしく。と言いその日カクさんジャブラさんと友達になった
知り合いはギャサリンだけというこの仕事に少し楽しみが出来た
明日の仕事も楽しみだな〜
そう思えた
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月夜 - 素晴らしい！カクさん、私と結婚してくれお願いします。何でも島風。 (2017年4月9日 22時) (
レス) id: d0ea35648d (このIDを非表示/違反報告)
りり - 素晴らしいカップルだ (2017年3月30日 10時) (レス) id: 8328bf08b1 (このIDを非表示/違反報告)
薄荷 - ええ話ー(T∇T)このカップル本当に可愛らしいというか...見ててホッコリしますねー(^-^)いつまでも見守っていきたい感じです。ジャブラが少しドンマイな立場でしたね(^-^;私的にはジャブラさんも幸せになって欲しいところです(^^) (2014年11月14日 23時) (レス) id: 345a28402e (このIDを非表示/違反報告)
ポポポポーン - ひのっちさん» はい♪ コメントありがとうございました(*^^)v (2013年9月8日 10時) (レス) id: 205bdecefb (このIDを非表示/違反報告)
ひのっち(プロフ) - お願いいたします♪ (2013年8月28日 23時) (携帯から) (レス) id: 581a376745 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：PRORETARIA | 作成日時：2013年7月28日 21時
