悪徳のジャッジメント[イナクロ未来組] (ページ3)

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02：罪人達視点ページ3

レイザ視点

今回のターゲットはお金持ちの男。

なんかの会社の若社長らしい。

でも関係無いわ。そう思い近付き出す私。
「一杯一緒にどうですか？」

かれこれ付き合い出す私達。彼は本当に楽しそうに笑う。私にはそんな感情ないのに。

そうした生活を繰り返すうちに私は彼の貯金から財産の全てをいただき彼のもとから消える。

数日後、私は彼に見つかった。

有罪だけはなんとか・・・！
「助けて差し上げましょうか」
は？
顔をあげると“法廷の主”アルファがいた。

「金さえ払えば救ってやる。と言ったんです」

何をたくらんでいるのかわからなかったが、私にとっては最高の取引。

「わかったわ。明日の夜に。」

こうして私は、無罪となり彼の悔しそうな顔を見ながら笑うのであった。

エイナム視点

アイツのせいで、俺の人生は狂った。

もとはといえばアイツの借金。
俺はアイツに借りがあるから仕方なしに一時期だけ、借金を背負う契約をした。

しかし、アイツは契約など覚えていないと、馬鹿げたことを言った。

おかげで俺は借金取りから逃げる生活になっていた。

それでも俺は諦めずに脅迫をしてまで借金を背負うのをやめたかった。

でもアイツは・・・！

仕方なしに、俺はカッターで脅した。
もう、こんな生活はこりごりだと。

殺すつもりなどなかったが、アイツの夫らしき奴が通報した。

俺は何も悪くはない！そう思う。なのに・・・

「手を、かそうか？」

振り返ると、法廷の主がいた。

「なんだよ。」
「だから金さえ払えば救ってやる。」

借金取りに追われている俺に？

「逆にあっちから払ってもらう。それなら問題ないだろ？」

「・・・」

俺は静かに頷く。

裁判では俺は無罪となり、アイツらから金も取れた。

悲しむアイツらの顔を俺は笑いながら見るのであった。

「当たり前だろ」
そう呟きながら。

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オリジナル小説のネタがぁぁ(泣)

こっちの方を優先しようと思います。

うーん。何か黒いね。アルファ。