パート6 ページ8
ゼロside
……今のところ、なにもかもわからない所だらけだが…ここはどうも、城の中らしい…誰かに見つかったら厄介だ。早いとこここから出た方が良さそうだ…
そう思って身を潜めながら出口を探していた…その時だった。
?「フーム?」
?2「ぽよ?」
ゼロ「…!」
不意に後ろから声がした。気配は2つ…
?「あれ?フームじゃない…というか君…この城の人じゃ…ありませんよね?お客さん?道に迷ったのですか?」
そう言って奴は俺に歩み寄った。敵意はない…こいつなら話が通じそうだ。そう思い振り向いた時だった…
ゼロ「…っ!」
?「…どうしました?僕の顔に何か…?」
俺は絶句した。まさか…いや、間違えるはずがない。隣のピンクの丸い生物は知らないが…この茶髪の奴は…!
ゼロ「…エックス…なのか?」
?「え?」
Aside
デデデ城についた僕達は、早速フーム達の元に向かおうとした。その途中で誰かがいて…フームかな?と、思って声をかけてみたら全然知らない金髪の…僕よりちょっと背の高い人だった。
最初は女性かと思ったけど、振り向いた時に見た顔つきからして…男性みたいだ。
その時彼はなにやら僕の顔をジロジロ見ながらこう呟いた。
?「…エックス…なのか?」
A「え?」
…エックス?僕のこと…かな。人違い?
A「あの、多分人違いでは…」
?「エックス、俺だ…ゼロだ…!覚えていないのか?」
A「…ゼロ…さん?」
僕は記憶を遡らせた…が、やはり会ったことがあるはずがない…
A「…えーと、すいません、僕やっぱりあなたのことよく知らないみたいで…うわっ!?」
その時、ゼロ…さんがいきなり僕の手を掴み顔を近づけてきたのだ。
ゼロ「…そんなはずない。お前は…確かにエックスなんだ…間違えようがない!」
A「いやあの、そう言われてもですね…」
カービィ「……えっくす…えっくす!えっくす!」
カービィ…ぴょんぴょん飛び跳ねる姿は可愛いけど助けて…
?「A?どうしたの!?」
その時、僕らの元に駆け寄る女の子と男の子が現れた。フームとその弟のブンだ。
フームは僕の手を掴むゼロさんを警戒心のこもった目で見た。
フーム「…あなた誰?Aに何の用なの?」
ゼロ「…A?誰のことだ。こいつは…」
ゼロさんが言いかけた時だった。
「彼から離れるんだ!」
突然、そんな声がした。声の主は…
ブン「メタナイト卿!」
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ユアさん - 初コメ失礼します。この作品面白いです! (2023年4月23日 16時) (レス) @page10 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:カガミ | 作成日時:2018年11月18日 21時