検索窓
今日:5 hit、昨日:5 hit、合計:3,099 hit

パート6 ページ8

ゼロside
……今のところ、なにもかもわからない所だらけだが…ここはどうも、城の中らしい…誰かに見つかったら厄介だ。早いとこここから出た方が良さそうだ…
そう思って身を潜めながら出口を探していた…その時だった。

?「フーム?」
?2「ぽよ?」

ゼロ「…!」

不意に後ろから声がした。気配は2つ…

?「あれ?フームじゃない…というか君…この城の人じゃ…ありませんよね?お客さん?道に迷ったのですか?」

そう言って奴は俺に歩み寄った。敵意はない…こいつなら話が通じそうだ。そう思い振り向いた時だった…

ゼロ「…っ!」

?「…どうしました?僕の顔に何か…?」

俺は絶句した。まさか…いや、間違えるはずがない。隣のピンクの丸い生物は知らないが…この茶髪の奴は…!

ゼロ「…エックス…なのか?」

?「え?」

Aside

デデデ城についた僕達は、早速フーム達の元に向かおうとした。その途中で誰かがいて…フームかな?と、思って声をかけてみたら全然知らない金髪の…僕よりちょっと背の高い人だった。
最初は女性かと思ったけど、振り向いた時に見た顔つきからして…男性みたいだ。
その時彼はなにやら僕の顔をジロジロ見ながらこう呟いた。

?「…エックス…なのか?」

A「え?」

…エックス?僕のこと…かな。人違い?

A「あの、多分人違いでは…」

?「エックス、俺だ…ゼロだ…!覚えていないのか?」

A「…ゼロ…さん?」

僕は記憶を遡らせた…が、やはり会ったことがあるはずがない…

A「…えーと、すいません、僕やっぱりあなたのことよく知らないみたいで…うわっ!?」

その時、ゼロ…さんがいきなり僕の手を掴み顔を近づけてきたのだ。

ゼロ「…そんなはずない。お前は…確かにエックスなんだ…間違えようがない!」

A「いやあの、そう言われてもですね…」

カービィ「……えっくす…えっくす!えっくす!」

カービィ…ぴょんぴょん飛び跳ねる姿は可愛いけど助けて…

?「A?どうしたの!?」

その時、僕らの元に駆け寄る女の子と男の子が現れた。フームとその弟のブンだ。
フームは僕の手を掴むゼロさんを警戒心のこもった目で見た。

フーム「…あなた誰?Aに何の用なの?」

ゼロ「…A?誰のことだ。こいつは…」

ゼロさんが言いかけた時だった。

「彼から離れるんだ!」

突然、そんな声がした。声の主は…

ブン「メタナイト卿!」

パート7→←パート5



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (4 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
2人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ユアさん - 初コメ失礼します。この作品面白いです! (2023年4月23日 16時) (レス) @page10 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:カガミ | 作成日時:2018年11月18日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。