＃eight ページ8
次の日の朝。
「おい起きろ。おい。」
『んー…』
「起きろよデカ女。」
『デカ女じゃない！！』
「はい起きたな。」
『あっ…もしかして時間ヤバい？』
「７時２０分。」
『なーんだまだ一時間以上あるじゃない…』
私はボフッと布団に寝転がろうと思ったけど…
ｶﾞｼｯ
え、何。急に腕を掴まれた。
ゆっくりとエドワードの顔が近づいてくると…
「…寝させないよ？」
…綺麗な顔して、こんなこと低い声で囁いてくるからヤバい。
『っ// わ、わかったっ！起きればいいんでしょ！』
嫌でも今ので目覚めたし…私は布団から出た。
『ちょっと着替えるから部屋出てて。』
「えーめんどくさ『いいから出てろスケベ。』…はいはい。」
エドワードがため息をつくと部屋から出た。(正確には通り抜けた。)
私は制服に着替えると髪を軽く整えて部屋を出た。
リビングに行くとお母さんがびっくり顔で私を見た。
母「え！もう起きたの！！…珍しく早いわねぇ…」
…そりゃああんな美しい悪魔に耳元であんなこと囁かれたら誰だって目が覚めます。
『ん…ま、ね。』
私は軽く返事をすると朝ご飯を食べた。
そしていちごを持って部屋へ行く。
『エドワードいちご食べる？』
「食べない訳ないだろ←」
…どんだけいちご気に入ったんだこいつ。
私はエドワードにいちごを渡すと鏡の前に立った。
クラスのみんなは、華も含め、おしゃれな子が多い。
そんな中私は適当に整えたショートの髪に窮屈で着崩した制服。
…おしゃれ度低←
あ、そうだ。
私はドレッサーの前に座ると引き出しから可愛いカラーピンを取り出した。
華が誕生日プレゼントにくれたやつ。可愛いから私には似合わないって思って付けてなかったけれど…
おし、付けてみっか。
私はもう一度髪の毛を綺麗に直すと前髪にカラーピンを留めた。
『…ねぇエドワード変？』
「ん？ふぁひが？」
…いちご頬張りすぎだわ←
『前髪！ピン付けたでしょ？変？』
「ｺﾞｸﾝ…別に…似合ってるけど。」
あ、よかった。
『ありがと！』
よし、ちょっとだけ自信ついた。
「おいもう出なきゃいけない時間じゃねーの？」
『あ、ヤバい。』
私はリュックを掴むと家を出た…
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
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やまぁ(･∀･)(プロフ) - 面白かったです！ 悪魔なのにエドに似てるってゆうのが私ハガレン大好きなのですごく嬉しかったです！ (2018年10月9日 15時) (
レス) id: 7ebf9053f9 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 続きすごい気になるのに…(´；ω；｀)ここで終わってしまうんですか？出来れば、番外編などが見てみたいです！面白かったです！！^^* (2017年11月25日 23時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 初めまして！この作品すっごく面白いです！読んでてワクワクするしこれからの展開が気になります！これからも応援してるので自分のペースでゆっくりがんばってください！ (2017年3月30日 22時) (レス) id: c294d7709a (このIDを非表示/違反報告)
アコノン(プロフ) - 私はこの作品大好きです！これからも応援し続けますっ!! もちろん、評価してありますっ!!!! (2017年3月26日 17時) (レス) id: 0e9567a085 (このIDを非表示/違反報告)
†.Ami.Kei.† - この作品 大好きです���� 応援してます.。 お星さまおしました���� (2017年3月24日 12時) (レス) id: 8c8aec742d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのはる | 作成日時：2017年3月9日 6時
