#fourteen ページ16
小「で、結局返事はあとまわし、か…」
『…うん。』
帰り道、私は華に今日の出来事を伝えていた。華は、人に秘密をふらふらと言いふらすような子じゃないから、思い切って…
あの後。
結局私は有岡に「待って」と言った。
なんだろう。有岡は嫌いな訳じゃないし、むしろ好き。あ、友達として。
それに、彼は私のことをよく分かってくれるし、イイヤツなんだよね。
それなのに、なぜか…
私の中にエドワードがチラついたんだ。
今日私の脚を治してくれたエドワードが…
それで、待ってと言ってしまった…なんてこと。さすがの華にも言えなかったけど…
小「ねえ。まずさ、Aに一言言っていいかな。」
『何？』
小「Aってさ…どんだけ鈍感なの。」
『え？』
小「…まあ私も最近知ったクチだからあんまり偉いこと言えないけど…知念君に寄るとね、結構有名な話らしいよ。有岡がAのことが好きってこと。」
『ま…じ…』
察してもいなかったんだけど…
小「ま、今日のA可愛いし、耐えきれなくなっちゃったんじゃないかな？」
『だから可愛くないって。』
小「そういう所も鈍感だよね。」
絶対に華の方が可愛いのに…私はぷっとむくれた。
小「ほらそういう顔とか。」
『え？』
小「あーはいはい。何でもありませーん。」
ﾅﾝﾅﾝﾀﾞﾖ( ｀皿´)!!←
小「それかAさ…もしかしてだけど。」
小「有岡の他に…好きな人いるの？」
『…！』
…ひょんな時に、頭の中に現れる人。…くそ悪魔だけど…優しい所もある、悪魔。
エドワード…
『いや、ない。絶対にない。ないないないないない。』
小「…そう…？」
あんなくそ悪魔を、好きになんかなるもんか。
とか言いつつ頭の中に現れるあの悪魔に腹が立つ。
そんなこんなで家に着いた。
『じゃあ…ばいばい。』
小「ばいばい！膝、お大事にね！」
『あ…うん！ありがと！』
あ…そうだ。私膝怪我してる設定になってるんだっけ。
…エドワード…
あーあ。何でこんな時にあいつに会わなきゃいけないのかな…
好きでもないはずなのに、このもやもやした、少しほろ苦い気持ちはなんだろう。
『…ただいま。エドワード。』
「ん、おかえりー」
ほら。
いつもいるんだから。
『…ん。』
なぜか、
エドワードと話すことが難しくなっていった…
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やまぁ(･∀･)(プロフ) - 面白かったです！ 悪魔なのにエドに似てるってゆうのが私ハガレン大好きなのですごく嬉しかったです！ (2018年10月9日 15時) (
レス) id: 7ebf9053f9 (このIDを非表示/違反報告)
ムルムル(プロフ) - 続きすごい気になるのに…(´；ω；｀)ここで終わってしまうんですか？出来れば、番外編などが見てみたいです！面白かったです！！^^* (2017年11月25日 23時) (レス) id: 42a08529e9 (このIDを非表示/違反報告)
ユウナ(プロフ) - 初めまして！この作品すっごく面白いです！読んでてワクワクするしこれからの展開が気になります！これからも応援してるので自分のペースでゆっくりがんばってください！ (2017年3月30日 22時) (レス) id: c294d7709a (このIDを非表示/違反報告)
アコノン(プロフ) - 私はこの作品大好きです！これからも応援し続けますっ!! もちろん、評価してありますっ!!!! (2017年3月26日 17時) (レス) id: 0e9567a085 (このIDを非表示/違反報告)
†.Ami.Kei.† - この作品 大好きです���� 応援してます.。 お星さまおしました���� (2017年3月24日 12時) (レス) id: 8c8aec742d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：いのはる | 作成日時：2017年3月9日 6時
