検索窓
今日:4 hit、昨日:0 hit、合計:20,948 hit

お菓子が44個 ページ44

女性B「ぎゃあ!丸焦げにされちゃう!龍に食べられたくなんてない!!」

男性A「もう二度と立ち入り禁止の場所に入ったりしません!」

男性A、女性B「許してくださいーーーーー!!」

パタパタパタパタとマジカメモンスター達は走り去っていった

マレウス「赤子の手をひねるより容易かったな」

パタパタパタ

セベク「若様ーーーっ!!」

セベク達、ディアソムニア寮生達が走ってやってきた

セベク「若様が直々に表に出てこられるなど......何か不手際がありましたか!?」

マレウス「奴らならもう逃げ出していったぞ。ふふふ.....あの情けない顔!お前達にも見せてやりたかった」

セベク「おお.......厄介なモンスターをあっという間に追い払うその威厳!感動いたしました!!」

シルバー「無事に作戦が成功したようで、なによりです」

皆は笑って喜んでいた

リリア「作戦のう.......。オンボロ寮の中に入ったマジカメモンスターをわしとAで驚かし、シルバーたちで逃げ道を塞ぎ....誘導された奴らが外に出たところでお主が展示品の龍を魔法で動かして驚かす。.......そう言う作戦じゃったな?」

マレウス「ああ」

リリア「マレウスよ、直接おどかしてやらねば気が済まないほどマジカメモンスターに怒っておったのか?」

マレウス「本当は本来の姿に戻ってひとのみにしてやろうかと思ったんだが.....少し炎を吹いて見せたくらいであの怯えよう。哀れになって、見逃してやることにした」

リリア「くふふ!お主も案外、サプライズ好きよの!」

マレウス「お前たち。奴らを僕の元まで連れてきてくれたこと、感謝する。奴らの泣き顔を見て、やっと気分が晴れた。よく働いてくれたな」

ディアソムニア寮生達「はっ!もったいないお言葉です」

リリア「これで楽しいハロウィーンが迎えられそうじゃな。お、そうじゃ。わしらも記念撮影をしようではないか。わしのスマホで撮ってやろう。
マレウス、シルバー、セベク。そこに並べ。にっこり笑ってはいチーズじゃ!」

3人が並びパシャ!!と写真が撮られる

リリア「うむうむ。よく撮れておる」

セベク「ありがとうございます!!!!この写真、実家に祭壇を作って飾ります!!そしてジグボルト家の家宝として子々孫々に至るまで大事に引き継いでいく所存です!そうだ、リリア様もぜひマレウス様とお写真を!僕が撮ります」

シルバー「そうだな。せっかく仮装をしているんですから、2人でぜひ」

お菓子が45個→←お菓子が43個



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.4/10 (14 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
20人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:潮音 | 作成日時:2020年10月14日 23時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。