90話 ページ48
火神と黒子の丁度中間地点に朔夜が来て構えた
黒子「君が僕達のマークということですか?」
朔夜「あぁ、そうだよ。お前達よりも今は鉄心が厄介なものでね。お前たちを抑えるなど、オレ1人で十分だからな」
朔夜の言葉に火神と黒子はイラッとした
試合が始まっても、火神のイライラは強くなるばかりだった
火神に全くと言っていいほどボールが回ってこない
完璧と言っていいほど、火神は朔夜に抑え込まれていた
そのせいもあり、誠凛は中々得点に結びつかない
その上、第2Qまで通っていたPGである伊月のパスが、ことごとくカットされていたのだ
では、何故伊月のパスが第3Qに入って突然通らなくなってしまったのだろうか
原因は、おそらく霧崎第一が第3Qから投入してきた瀬戸が、花宮と絶妙なコンビネーションを見せ、伊月のパスコースを塞いでいるからだと思われる
そんなこともあり、伊月は途中で姫宮と交代することになった
姫宮「やっと戦えるね、朝日奈クン。どんだけ待ちくたびれたことか!でもね、
朔夜「僕自身、貴方と戦えるのは嬉しい限りです。でも、いくら神風と呼ばれ、トランプの一角を担う程の実力を持つ貴方でも、僕の足元にも及ばない。貴方が僕に勝つことはデータ上不可能ですよ」
2人の間に火花が飛び散る中、試合が再開された
姫宮のパス回しにより、100%スティールされることは少なくなったが、攻撃の軸になっている黒子も、伊月が下げられた時に一緒に下げられたため、得点に結びつけられないのは変わらなかった
それに加えて調子が悪いのか、日向のスリーがまだ1回も決まっていなかった
この時点で、点差は20点に及んだ
ピーーー
審判の笛が会場内に響く
誠凛側がファールを取られたのだ
霧崎第一側のゴール付近、火神の側で朔夜が転んでいた
朔夜がフリースローをしっかり決め、第3Qが終了した
第3Qで流れを掴むことができなかった誠凛は、少なからず焦りを感じていた
一方の、霧崎第一は朔夜から作戦が告げられた
朔夜「原さん、火神のマークについてください。防げなくても構いません。黒子のマークはオレがやります」
原「OK」
花宮「
朔夜「心配には及びません。バニシングドライブもミスディレクションもさせませんよ」
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白うさぎ(プロフ) - さくりさん» コメントありがとうございます。もちろん覚えています。忘れたことはありません。長らく更新できずすみません。スランプが続いているのと、私生活が忙しく中々更新できずにおりました。近々久し振りに更新しようと思いますので、もう少しだけお待ちください。 (2019年12月13日 17時) (レス) id: 16df5a4577 (このIDを非表示/違反報告)
さくり - 白うさぎさん» はじめまして、さくりです。この作品を覚えていらっしゃりますでしょうか?既に2年近くたっていて忘れていてもおかしくありません。事情があるのかもしれませんが、お返事頂けたら嬉しいです。 (2019年11月27日 19時) (レス) id: 11e1fd3e2e (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ヒビキさん» 深夜に失礼します。真夜中に更新したにも関わらず、コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しい限りです。不定期ですが、次回の更新をお待ち下さい。 (2017年2月11日 2時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 更新されたー!!あー夢主君言動がイケメン!この次回を楽しみにさせる終わり方好きです!次回楽しみにしています! (2017年2月11日 2時) (レス) id: 9ddb2aed53 (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ゆうとさん» コメントありがとうございます。私自身も夢主のキャラクターが好きです。更新は不定期ですが、今後も頑張りますので、読んでくださると嬉しいです。 (2017年1月26日 7時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白うさぎ x他1人 | 作成日時:2015年12月4日 12時