87話 ページ45
いよいよ霧崎第一との試合当日になった
試合会場に入って控室に荷物を置き、すぐに動ける準備をした
試合前のアップがコートで始まる
誠凛メンバーはチラッと霧崎第一のベンチを見た
そして言葉にならないほど驚いた
何故なら、この間会った水嶋はパーカーを着ておらず、選手に混じってアップすらしていなかったのだ
伊月「パーカーの選手の正体は、水嶋じゃなかったのか」
姫宮「モヤモヤすんねー。でも、試合でパーカーの選手とやらを引きずり出せばいいだけだよ」
日向「頼むから物騒なこと言わないでくれ!」
姫宮「え?物騒だったかな?」
日向「お前が言うと全部そう聞こえんだよ!」
姫宮「えー。酷いなー」
日向「棒読みで言うな!」
こうして誠凛がモヤモヤする中、試合が始まった
――――――――――
開始早々、黒子からパスを受け取った木吉がアリウープを決め、会場が湧いた
伊達に無冠の五将等と呼ばれてはいない
しかし、それは霧崎第一の花宮真も同じである
花宮「天才だろうが秀才だろうが、壊れりゃ結局ただのガラクタなんだよ」
花宮は不気味な言葉を放ったが、霧崎第一ベンチからの視線は鋭かった
花宮「チッ わかってるよ。お前の指示通りにおとなしくしてるさ」
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誠凛ベンチ
降旗「えっ!?毎回負傷者が出てたんすか!?」
リコ「そうよ。でもこのウィンターカップ予選はそんな黒い噂を全く聞かない。でも、花宮が心変わりをしたとも思えない。絶対何かあるわ」
姫宮「確かなことは1つ。霧崎第一に変化をもたらしたほどの人物がいるってこと。だからといって、霧崎第一には良くないイメージが染み付いてる。観客の反応は前と変わらないよ。って、もう第1Q終わるの?」
リコ「霧崎第一は何もしてこなかったわね」
第1Qが終わったが、霧崎第一は何も動かなかった
このことを、嵐の前の静けさとでもいうのだろうか
木吉「動いてこないな」
リコ「何かあると思うのは気のせい?」
日向「でも、あの卑怯な花宮のことだ。何かあるぜ」
リコ「パーカーの選手が入ってくる可能性もあるから、最大限注意してちょうだい」
こうして、第2Qが始まった
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白うさぎ(プロフ) - さくりさん» コメントありがとうございます。もちろん覚えています。忘れたことはありません。長らく更新できずすみません。スランプが続いているのと、私生活が忙しく中々更新できずにおりました。近々久し振りに更新しようと思いますので、もう少しだけお待ちください。 (2019年12月13日 17時) (レス) id: 16df5a4577 (このIDを非表示/違反報告)
さくり - 白うさぎさん» はじめまして、さくりです。この作品を覚えていらっしゃりますでしょうか?既に2年近くたっていて忘れていてもおかしくありません。事情があるのかもしれませんが、お返事頂けたら嬉しいです。 (2019年11月27日 19時) (レス) id: 11e1fd3e2e (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ヒビキさん» 深夜に失礼します。真夜中に更新したにも関わらず、コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しい限りです。不定期ですが、次回の更新をお待ち下さい。 (2017年2月11日 2時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 更新されたー!!あー夢主君言動がイケメン!この次回を楽しみにさせる終わり方好きです!次回楽しみにしています! (2017年2月11日 2時) (レス) id: 9ddb2aed53 (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ゆうとさん» コメントありがとうございます。私自身も夢主のキャラクターが好きです。更新は不定期ですが、今後も頑張りますので、読んでくださると嬉しいです。 (2017年1月26日 7時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白うさぎ x他1人 | 作成日時:2015年12月4日 12時