47話 ページ5
外周組
朔夜「この練習はあくまで個人の体力をつけることを目的としている。自分のペースで走ること。人に合わせない事」
朔夜が言い終わると全員でスタートラインに並んだ
晃「では、始めます。よーいスタート!」
合図と共に一斉に走りだした
孤児院から学校までの道は緩やかな上り坂なので、徐々に自分の体力が奪われていく
そのはずなのだが、花宮の前を走る朔夜、更にその前を走る徹は、そんなこと関係ないかのように軽々と走っている
先頭が折り返しに入り花宮はチラッと徹の顔を見ることができた
全然疲れていないのか涼しい顔をしていた
続く朔夜も同じで涼しい顔で走っていた
孤児院に到着し瀬戸が帰ってくるのを待った
瀬戸が帰ってくる頃には花宮の息も整っていた
徹「結構キツイかも」
瀬戸「大丈夫か?」
徹「大丈夫っす」
花宮「キツイって言う割に、息乱れてないよな?」
徹「まぁ、中学の時に散々鬼畜メニューやらされてきたんで、慣れたっす」
朔夜「徹、キツイなら重り外してもいいよ」
徹「いや、そこまでキツイ訳じゃねぇし、こんくらいの重りなら楽勝楽勝」
朔夜「分かった。ただ、無理はすんなよ?」
徹「分かってるよ」
花宮「ちょっと待て。重りって何の話だ?」
徹「パワーアンクルのことですよ。diezは練習中付けてるっす」
瀬戸「diezって事は朔夜や大翔達もか?」
朔夜「えぇ。足腰鍛えるなら、負荷を掛けるほうが手っ取り早いですから」
瀬戸「そうなのか。花宮は知らなかったのか?」
花宮「あぁ。初耳だ」
朔夜「始めたのは、先輩が抜けた後からですからね。知らなくて当然です」
そして2セット目が始まった
3セット目が終わる頃には、瀬戸は地べたに座り込み、花宮は立っているのがやっと、徹と朔夜も肩で息をしていた
徹「全部終えると流石にしんどいな」
朔夜「だが、これ以上軽くするとトレーニングの意味があるかどうか」
徹「それならやるしかねぇってことだな」
朔夜「もう少し落ち着いたら体育館に戻りましょう。徹と晃こっち任せていいかな?中見てくる」
徹「先生のところ?」
朔夜「うん」
そう言うと朔夜は孤児院の中へ入って行った
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白うさぎ(プロフ) - さくりさん» コメントありがとうございます。もちろん覚えています。忘れたことはありません。長らく更新できずすみません。スランプが続いているのと、私生活が忙しく中々更新できずにおりました。近々久し振りに更新しようと思いますので、もう少しだけお待ちください。 (2019年12月13日 17時) (レス) id: 16df5a4577 (このIDを非表示/違反報告)
さくり - 白うさぎさん» はじめまして、さくりです。この作品を覚えていらっしゃりますでしょうか?既に2年近くたっていて忘れていてもおかしくありません。事情があるのかもしれませんが、お返事頂けたら嬉しいです。 (2019年11月27日 19時) (レス) id: 11e1fd3e2e (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ヒビキさん» 深夜に失礼します。真夜中に更新したにも関わらず、コメントありがとうございます!そう言っていただけると嬉しい限りです。不定期ですが、次回の更新をお待ち下さい。 (2017年2月11日 2時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
ヒビキ(プロフ) - 更新されたー!!あー夢主君言動がイケメン!この次回を楽しみにさせる終わり方好きです!次回楽しみにしています! (2017年2月11日 2時) (レス) id: 9ddb2aed53 (このIDを非表示/違反報告)
白うさぎ(プロフ) - ゆうとさん» コメントありがとうございます。私自身も夢主のキャラクターが好きです。更新は不定期ですが、今後も頑張りますので、読んでくださると嬉しいです。 (2017年1月26日 7時) (レス) id: 64054cd90c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:白うさぎ x他1人 | 作成日時:2015年12月4日 12時