【歌い手】ラ上司、ら部下。Part4【センラ】

one-hundred-fourteen ページ17

「おっしゃ、じゃあまずどこ行く〜？」


『クレープ〜！！いちごチョコがええなーーー』


「おい待てや、奢らす気かお前？」


『男やろ♡奢ってくれやぁ〜』


「ったく、、、今回だけやからな！」


『ｯｼ！！ｯｼｬ!!ｳｯｼｬｵﾗ』


「喜び方きっしょwww」


『やったぁ♡志麻くんだいちゅき〜♡♡♡』


「えっ、、きも…」


『？？？？？どこが違うねん』


「全部や」


ということで！！！奢ってもらいましたいちごチョコクレープ！！！んま！！！！


『志麻くんは何食うとるん？』


「んー？バナナ。食う？」


『食う。1口分分けといて。』


「？いや、このまま食うたらええやん。」


『…いや、あの、さ』


「………あっ、」



志麻くんは自分の言うたことの重大さに気がついたのか顔をばっと赤く染める。



まぁな？私はええやけどな？？志麻くんは！！！トップアーティストなんやで！！！！！！炎上とかしたらあきません！！！



『まぁ、私は気にしいひんけどな。』



「…じゃあ、食えば、ええやんけ、」

『いやあのーー志麻くん？』

「別に？誰が見とる訳ちゃうし？俺も、まーほかの女にやるのは嫌やけど、らがちゃんなら、良い、と思ってる、から。」

後半は消え入りそうな声でちらちらこちらを伺いながら言う。早口で別にいらないんならええけど。と聞こえるかどうかのギリギリの音量で付け足して。


気ぃ使うてくれとんのかな。


『んじゃー、貰うわ。』



遠慮がちにぱく、と志麻くんが食うとったクレープを一口もらう。


「じゃあらがちゃんのも俺にくれや。」



『ん、ええよ〜』



「あんがと。」



だいぶ大きい一口でクレープに食らいつき、口についたクリームを指で拭う。




「あ、らがちゃん。口にクリーム着いとるよ。」



『え、マ？んーーここ？とれた？』



「んーん。こっち。」



少し角張った指が唇のすぐ右側に押し付けられる。



『あ、ありがと、、』


「おう。」

ぺろっとその指についたクリームを舐めとる志麻くんの顔を見てるとなんだか恥ずかしくなってきて。志麻くんの背中を思い切り叩いてそのむず痒い気持ちを誤魔化した。




☆｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･'｡･:*:･ﾟ'★,｡･:*:･ﾟ'☆

ｱﾚｯ待ってなんでこんな志麻くん恋愛フラグたってるのーーー？？？;;(安心してくださいこれはセンラさん落ちです次は志麻くんサイド！！！ﾋｧｳｨｰｺﾞｰｰ！！！)



追記:嘘つきました次は志麻くんsideじゃないです←

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