【ブラッククローバー/ユノ】 (ページ3)

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沢山の本が並んでいるのを見ていたら、魔導書(グリモワール)贈呈式が始まった。

アスタは、ソワソワしていて、ユノはいつも通りのクール。

Aは二人より離れた所に居た。

目立ちたくなかったからだ。

魔導書(グリモワール)が光出し、色々形のが持ち主の所に移動した。

ユノとAの前に一際輝く魔導書(グリモワール)が来た。

四つ葉の魔導書(グリモワール)だった。

「俺が魔法帝になる！」

Aも注目の的になったが、シスターの後ろに隠れた。

「A、どうしたの？貴女も魔法帝目指さないの？」

『目指してないよ。私は、ここに残ってみんなと暮らす。』

「何言ってんだ！Aも一緒に目指すんだ！」

『何言ってんのよ！アスタ。』

Aはアスタに驚いた。

アスタはユノの方を向いていた。

「俺もすぐ追い付いてやる。待ってろよ！ユノ！俺はお前のライバルだからな！」

「…ありえねー…！」

ユノはアスタとすれ違った。

周りの人達の言葉よりもユノの言葉の方がアスタにダメージを与えたようだった。

Aは神父達と一緒に帰って行った。

アスタ達がこの後、大変な事になっていた事を知らずに。