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「勘違いすんなよ。俺はここにいる全員が気にらねぇんだ。アコギな取引を持ち掛けた奴も他人を頼ったお前らも、どっちの見方をする気もねぇ！」
『私も。自分がどれだけ学べているかを確認する為のテストで他人の力を借りて……呆れて何も言えないわ。教え合うのならまだしも。自業自得反省することね。』
「お前ら、何しに来たの？」
「いや、俺様、ジャックとAの言葉で目が覚めたゾ。実力で勝負すればいい！つまり……アズールから実力行使で契約書を奪って破り捨てれば無効なんだゾ！」
「はっ！言われてみれば……」
「得意魔法がないとはいえ、こっちは人数が居るんだ！やっちまえ！」
「駄目だ、この人達。」
『頭が悪すぎる。』
ユウとAは頭を抱えた。
「やれやれ……あまり手荒な真似はしたくないんですがね。ジェイド、フロイド。少し遊んであげなさい。」
「かしこまりました。」
「こいつら全員絞めていいの？あはっ、やった〜。」
ジェイドとフロイドとアズールを相手に全員が戦ったが負けた。
A達は離れて戦いに参加になかった。
「どいつも此奴も弱ッ。絞めがいがねーなぁ〜。」
「まるで無力な稚魚の群れですね。」
「アズールってやつどんだけ色んな魔法が使えるんだよ！？反則じゃん。」
「アズールの持つ金色の契約書が、エース達の攻撃を全部弾いてんのか？」
「くそっ、日頃自分がどれだけ得意魔法に頼ってたか分かるな……」
「火を出さないグリムとか、ただの狸だわ。」
「ふなぁ〜……俺様は狸じゃね〜……きゅぅ……」
「皆さんはこの『
「マジかよ……。」
「ジェイド、フロイド。新入りの指導は任せましたよ。」
「はい。/は〜い。」
「サバナクロー寮のジャック・ハウル君にオンボロ寮のAさんとユウさん……でしたね。君達もどうぞお引き取りを。次はぜひ、お客様として店においでください。いつでも歓迎しますよ。」
アズールは奥に入って行った。
「グルル……。おい、ユウ、A。いったん戻って仕切り直すぞ。」
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作者名：彩夏 | 作成日時：2023年3月13日 2時
