検索窓
今日:21 hit、昨日:82 hit、合計:10,088 hit

2 ページ2

珊瑚の海でスレンダーファイルフィッシュの女の子が居た。

隠れるのが上手くあまり目立たない女の子だった。

だが、いつも皆が気が付かないのにウツボの人魚のフロイド・リーチ君は気が付いた。

「ばぁ♡。」

そしてフロイドはいつも驚かす。

「ねぇねぇ、スレンダーちゃん。何でいつも隠れるの?」

『隠れてるつもりないよ、でも誰も気づいてくれない。』

「ほら、行くよ。」

いつもフロイドに手を引かれていた。

エレメンタリースクールに向かった。

其処にはフロイドの兄弟のジェイドが居た。

「フロイド、遅かったですね。」

「だってぇ、スレンダーちゃんが逃げ隠れするからちょっと時間かかっちゃった。」

『私の所為!ごめんなさい!』

フロイドの手から離れてまた隠れようとしたAをフロイドは直ぐに捕まえた。

「もう直ぐ、隠れようとする。行くよ。」

フロイドとジェイドに囲まれながら中に入った。

エレメンタリースクールに通い始めて周りの子達が言う墨吐き坊主と言われているアズールに声を掛けると二人が言い出したので、Aは別の所に移動した。

後ろの方で三人の様子を見ていた。

ジェイドが魔導書と言ったのを聞いて気になり自分からアズールに近付いた。

「あっち行け!!」

『あの…』

「なんだ君も僕の事…」

一つ貝殻を見て、Aは

『凄い!!これもそれも、凄い!!』

大きな声でアズールの書いたものを凄いと言った。

大きな声を出すAを見た事が無かったフロイド、ジェイド、始めて話す女の子に褒められて驚くアズールの図が出来た。

それに気が付いたAは直ぐに姿を消した。

「ジェイド、タコちゃん。此処で待ってて。」

フロイドは一人でAを見つけに行った。

そして、Aの大きな悲鳴が聞こえて来た。

「スレンダーちゃんはいい加減俺から逃げられない事を学びなよ。」

『離して。フロイド君。痛い。』

Aが逃げようとするのでフロイドは自分の尾鰭をAの尾鰭に巻き付けた。

結果、Aは逃げれず、ジェイド達の居る所に連れ戻されたのだった。

『名前言ってなかった!私はA・ヴァッサーです。フロイド君とジェイド君の家の近くに住んでいます。』

「アズール・アーシェングロットです。」

Aはこうしてアズールと知れ合ったのだった。

3→←設定



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (29 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
113人がお気に入り
設定タグ:ツイステ , フロイド・リーチ , twst夢   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:彩夏 | 作成日時:2023年1月16日 2時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。