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「成程な。もう彼女の言いなりになっている船員が居ても可笑しくないな。」
『その通り。二人も彼女の能力には気を付けてね。』
「かからない方法は無いのか？」
『かからない方法？あぁ、二つかな。』
「二つ？」
『一つ、何物にも代え難い愛する人が居る事。二つ、ラブラブの実の能力者を嫌いである事。』
「なんだそれ。俺は掛からねぇな。俺にはAが居る。」
シャンクスが笑って言った。
「お頭はそうかも知れねぇがよ。若い連中はほとんどがララの虜になってても可笑しくない。」
『そうね。見た目は可愛らしいものね。』
「そう言うベックはどうなんだよ？」
「俺のタイプじゃねぇな。」
『あっそう。其れなら大丈夫かもね。でも、警戒はしておいて。』
「分かった。」
「俺には最愛のAが居るから大丈夫だな。ガハハハッ。」
『はぁ。(この人が船長だとやっぱりベックマンさん達も大変だよね。)』
Aはシャンクスの様子にため息を付いた。
「何ため息ついてんだ？」
『シャンクスがバカだと言う事にため息ついたのよ。』
Aはシャンクスに呆れてベックマンの方を見た。
『ベックマンさん、私はシャンクスと行動を共にするけど他幹部達にも話しておいてほしいの。』
「分かった。俺から話しておく。」
ベックマンは一足先に部屋を出た。
『それじゃあ、私達も部屋を出てご飯を食べに行きましょ。ルウのご飯久しぶりに食べるわ。』
シャンクスに腰を抱かれたまま食堂に行くと幹部の皆は呆れ顔をして新人達は驚いた顔をしてララを見た。
ララはシャンクスとAを見て表情には出していなかったが心の中は荒れていた。
「(シャンクスに彼女なんていなかったのにそれにあんな女が良いなんて！私の方が可愛いのに！！ベックマンにも嫌われてるし！早くどうにかして二人を私の味方にしないと。そして私があの女の位置についてやる！！)」
『(彼女は私が能力者だと教えてあげても変わらないのね。まぁいいわよ。相手になってやろうじゃないの。)』
Aはララの方を見て微笑んだ。
その時にララと同じラブラブの能力を使った。
するとララの側にいた新人達がララではなくAの方に目を向けていた。
「ねぇねぇ今日の掃除一緒にしましょう。」
ララが側にいた船員に言うと返事がなかった。
「(いつもなら返事を返してくれるのに。)」
『ねぇ、そこに君、後でジュースを甲板に持ってきてくれる？』
「喜んでお持ちします。」
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彩夏(プロフ) - ひーちゃんさん» こんばんは、ありがとう御座います (10月17日 22時) (
レス) id: a4561e926f (このIDを非表示/違反報告)
ひーちゃん - こんばんは！初めまして！この話に沼ちゃって続きが楽しみです！ (10月17日 0時) (レス) @page15 id: b001c97b4c (このIDを非表示/違反報告)
杏樹(プロフ) - はじめまして、コメント失礼します。とても面白くて一気に読んじゃいました！彩夏様のペースで大丈夫なので、更新されるのを気長に待ってます。応援しています(^^) (2023年4月4日 0時) (レス) id: e074b33c70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：彩夏 | 作成日時：2022年9月23日 9時
